なぜか水道代が高い!4つの原因と節約方法

水道と電卓

水道料金などの光熱費は季節によって変動するため、料金が上がっても見過ごしてしまうこともあります。ですが水道代が高い場合は原因によってはすぐに対処できるケースもあります。水道代が高い原因と節約方法についてご紹介します。

水道代が高い4つの原因

水道料金と書かれた積木

今までと同じように使っているのに急に水道代が高くなった場合、考えられる原因はいくつかあります。

1.水漏れしている

普段と同じように使っているのに、水道代が急に高くなった場合は水漏れを疑いましょう。水漏れとは、目に見える部分だけでなくさまざまな場所で起こり得るものです。

トイレタンクの中の部品が故障

トイレタンクの中にある部品が壊れていると、水を流していない時でも少量の水が流れ続けてしまうのをご存じでしょうか?他にも、便器の裏側の床などが濡れている場合は、給水管・止水栓やウォシュレットからわずかな水が漏れている可能性もあります。

蛇口回り

蛇口の水漏れは普段から濡れてることが多いため、気づきにくい箇所となり長期間水漏れが続くことも。蛇口やシャワーヘッドからわずかに水が垂れていたり、壁との接続部分からじわじわと漏れていたら水漏れを疑いましょう。

シャワーヘッドの止水ボタンしか使っていない

シャワーヘッドなどに止水ボタンがついている場合、止水ボタンで水を止めても蛇口を閉めないと微量ですが水が出続けるとのことです。手元の止水ボタンだけでなく、最後は蛇口の水道を閉めるようにしましょう。

屋外の蛇口から水漏れしていることもある

庭など屋外にある水道蛇口から水漏れしている場合、目が届きにくい場所であるため気づくのが遅くなり水道代に影響が出ることもあります。

水がポタポタ垂れている場合は気づきやすいですが、散水栓や水栓柱の周囲の土がいつも湿っていたり濡れているという時は、水漏れの可能性も考えられます。

2.住んでいる地域の水道料金が高い

水道料金は住んでいる地域によって差があることをご存じでしょうか?それもわずかな差ではなく、最大8倍の差が生じているとも言われています。

なぜ、水道料金が地域によって違うのかというと、水道料金は運営する事業体によって料金設定が違うためです。料金設定は、水源からの距離や水質などの影響で運営費は異なっているのです。

転居したら水道代が一気に高くなったという場合などは、地域の料金の差が原因と言うこともあるでしょう。

3.水道を多く使うようになった

水漏れなどなく、単純に水道を多く使って水道料金が高くなることもあります。例えば以下のような場合が該当します。

  • 洗濯回数の増加
  • 食器洗いの増加
  • 入浴回数の増加
  • 洗濯機の買い替えで洗濯容量がアップ
  • お風呂のリフォームで浴槽が大きくなった

日常生活の中で無駄遣いしている意識が無くても、わずかな量でも重なることで水道料金の増加につながります。また、季節によっても夏は多くの過程で水の使用量が多くなる傾向があります。

4.メーターの故障

まれに起こるケースとして水道メータのー故障によって、水道料金が高くなっていることもあるそうです。水道メーターの有効期限は計量法で10年と定められているとのこと。

メーターの取り替え工事は、水道局か水道局から委託された業者のみとなっていますので、自分で交換はできません。

すぐにできる節水対策

水道料金の明細

水道代は日常の使い方で節約できる部分が多いです。特に一人暮らしより家族で暮らしている世帯になると、1人1人が少しずつ節水対策することで、それなりの節約につながりますので、家族みんなで節水対策を取り入れていましょう。

  • 体や髪を洗っている間、歯磨きの間はシャワーや水道を止める
  • トイレの水を流すときは小と大を使い分け、毎回「大」のボタンを使うのを避ける
  • 洗濯物の洗いはおふろの残り湯を使う(すすぎには使用しない)
  • 食器・フライパンなどの洗い物は、油汚れを新聞紙やペーパーで落としてから水洗いをする
  • 洗車などをする際はバケツを使って水を出しっぱなしにしない

水道代が上がったらまずは水漏れを疑いましょう

地域によって水道料金が変わることもありますが、いつも通り使っているのに急に水道代が上がった場合は、水漏れを疑いましょう。ご紹介したように、目に見えて水漏れが発生しているほかにも、見えない部分や気づきにくい箇所の水漏れも存在しています。

そもそも水道メーターが故障しているというケースもまれに発生するとのことですので、メーターのチェックも定期的におこなうと安心ですね!

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