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多くのウイルスが活発化する冬にマスクは効果的
現在、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、新たな変異型が流行するなど一進一退を繰り返している状況です。また、寒い冬になると新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザをはじめとしたさまざまなウイルスが活発化します。
多くのウイルスが活発化する冬には、ウイルス感染を防ぐため、そして自分が他者にウイルスを撒き散らすことを防ぐ目的で、マスクが有効です。
ただし、マスクは正しくつけなければ効果がありません。反対に、誤った使い方をしていると逆効果となる恐れがあるので注意が必要です。
逆効果になる『マスクの使い方』5選
ここでは、誤ったマスクの使い方を5つご紹介します。誤った使い方は逆効果となり、ウイルスを吸い込んで症状を発症してしまう恐れがあるので注意しましょう。
1.上下裏表を反対につけている
マスクには上下、そして表裏があることをご存知でしょうか。急いでいる時などは、つい上下逆さまにつけてしまったり、裏表反対につけてしまったりする人も多いと思います。
しかし、上下裏表を反対につけてしまうと、プリーツ部分にウイルスや埃などが溜まってしまったり、ウイルスを防ぐ効果を得られなくなったりする恐れがあります。
きちんと感染予防の効果を出すためにも、マスクの上下裏表は毎回確認してつけるようにしましょう。
2.顔に密着させず隙間を作った状態でつける
マスクを顔に密着させず、隙間を作ったまま着用している人を見かけます。しかし、これではマスクをつけている意味がありません。なぜならば、隙間からウイルスが侵入してしまうからです。
また、隙間から侵入したウイルスがマスクの中に留まり、そのまま口や鼻から体内へ侵入する手助けをしてしまう恐れがあり、逆効果となります。
マスクをつける際は、必ず顔に密着させるように着用することを心がけ、隙間を作らないようにしましょう。
3.自分の顔の大きさに合わないマスクをつける
小顔効果などを気にして、自分の顔の大きさに合わないマスクをつける人を見かけますが、自分の顔をの大きさに合わないマスクをつけるのは逆効果です。
自分の顔より大きめのサイズのマスクを選んでしまうと、マスクと顔の間に隙間ができてしまい、ウイルスの侵入を許してしまいます。
また、自分の顔よりも小さなマスクでは、きちんと鼻の上から顎までを覆うことができず、こちらもやはり感染予防効果が半減してしまいます。必ず自分の顔の大きさに適したサイズのマスクを選びましょう。
4.布マスクを毎日洗濯しない
使い捨てではなく布マスクを使っている方も多いですが、布マスクを使う場合は、毎日必ず帰宅後に洗濯する必要があります。
洗濯せずに使い回していると、以前使った際に付着したウイルスを、次に使う際に吸い込んでしまうことになります。また、使った布マスクをそのまま部屋に置いておくと、部屋にウイルスが蔓延してしまう危険性も考えられます。
布マスクは、専用の洗濯ネットなどに入れて洗濯したり、手洗いで丁寧に洗う必要があります。洗うのが面倒だという方は、使い捨てマスクを活用しましょう。
5.マスクを直接バッグの中に入れる
使ったマスクを直接バッグの中に入れる行為もNGです。使ったマスクには多くのウイルスが付着しているため、そのまま直接バッグに入れてしまうと、バッグの中でウイルスが繁殖したり、他の荷物に付着したりする恐れがあります。
また、未使用のマスクを直接バッグの中に入れる行為も不衛生です。必ずマスクケースなどに入れて持ち歩くようにしましょう。
マスクの使い方で意識するべきポイントは?
マスクを使うときは、必ず正しい使い方を意識するべきです。以下のポイントを意識して、マスクの効果を最大限に引き出しましょう。
- 自分の顔のサイズに合った大きさのマスクを選ぶ
- マスクの正しい上下、表裏を確認して着用する
- ノーズワイヤー部分を鼻に合わせて密着させる
- マスクと顔の間に隙間を作らないようにつける
- マスクは専用ケースなどに入れて持ち歩く
- 食事などで一旦外す場合はマスクケースに収納する
- 布マスクを使用する場合は毎日必ず洗濯する
自分の顔のサイズに合ったマスクを顔に密着させるように着用するだけです。また、持ち歩く際はマスクケースを用意しましょう。
マスクを使う際は正しい使い方を意識して着用しよう
いかがでしたか。マスクは誤った使い方を続けていると逆効果となる恐れがあります。そのため、マスクを使う際は、正しい使い方を意識しなければいけません。これから冬がやってくるので、改めてマスクのつけ方を見直しましょう。