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つい洗濯機の蛇口を開けっ放しに…実は危険!
皆さんは毎回洗濯機を回した後、洗濯機の蛇口を閉めていますか。洗濯物を洗濯機から取り出して、干して…とやっているうちに、意外と洗濯機の蛇口を閉め忘れていたという人は多くいるはずです。
つい閉め忘れてしまう洗濯機の蛇口ですが、洗濯機の蛇口を開けっぱなしにしていると、実はとても危険な事態を招く恐れがあることをご存知でしょうか。
洗濯機の蛇口を開けっぱなしにしていると、洗濯機周辺でさまざまなトラブルが起きやすくなったり、場合によっては故障につながるリスクもあるので気をつけましょう。
洗濯機の蛇口を開けっ放しにしてはいけない理由5選
洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、具体的にどのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。ここでは、洗濯機の蛇口を開けっ放しにしてはいけない理由を紹介します。
1.給水ホースが外れる危険性がある
洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、常に水圧がかかっている状態になります。その結果、給水ホースが水圧に耐えられなくなり、ある日突然、給水ホースが蛇口から外れてしまうといったトラブルが起こる恐れがあります。
もしも洗濯機を回しているときに給水ホースが外れてしまった場合、水漏れを起こしてしまい、床が水浸しになってしまいます。集合住宅の場合は、床下浸水によって他の住人にも迷惑がかかるので、十分注意しましょう。
2.パッキンに負荷がかかり水圧で故障の原因に
蛇口を開けっ放しにしていることで、水圧により負荷がかかってしまうという話が出ました。水圧により負荷がかかってしまうのは、給水ホースだけではありません。洗濯機の内部にある『パッキン』という部品にも負荷がかかるのです。
パッキンに負荷がかかってしまうと、パッキンが劣化し、内部で水漏れが発生する恐れがあります。すると、洗濯機自体が故障してしまう恐れがあるので気をつけましょう。
3.蛇口自体の劣化につながる
そもそも蛇口を開けっ放しにしていると、蛇口に水圧がかかるため、蛇口自体が劣化してしまう危険性もあります。
蛇口が劣化してしまうと、水漏れや蛇口の故障につながるリスクが高まるので、洗濯機を正常に使えなくなるといったリスクにもつながります。
4.水漏れで周辺が水浸しになる恐れも
先ほど少し話が出ましたが、蛇口を開けっ放しにすることで、さまざまな場所から水漏れが発生するリスクが高まります。
水漏れが発生すると、洗濯機の周りが水浸しになり、掃除が大変になるだけでなく、洗濯機が故障してしまう原因にもなり得ます。
また、集合住宅の2階以上に住んでいる場合は、床下浸水を引き起こし、階下に住んでいる人に迷惑をかけてしまう恐れもあります。
5.場合によってはオートストッパーが機能しないことも
給水ホースが外れた時に水を止めるオートストッパーを取り付けているから安心、と思っている人も、油断は禁物です。オートストッパーは、蛇口と給水ホースが外れた場合にのみ働くものだからです。
もしも蛇口の開けっ放しによる水圧で給水ホースに穴が開いてしまった場合、残念ながらオートストッパーは働きません。そのため、開いた穴から水漏れが起こり、床が水浸しになってしまうのです。
外出時や就寝時に洗濯機を回す行為は控えて
<写真:491747316>
上記で紹介したように、洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、さまざまな場所から水漏れが起こり、床が水浸しになったり、故障の原因となったりします。
外出時や就寝時など、人が洗濯機の近くからいなくなる時は、洗濯終了後に蛇口を閉めることができません。したがって、前述したようなタイミングでの洗濯機使用は閉め忘れ防止のためにも避けましょう。
洗濯機使用後は必ず蛇口の栓を閉めよう
いかがでしたか。洗濯機を使用した後、蛇口を閉め忘れてしまう人は少なくありません。しかし、蛇口を開けっ放しにしていると、さまざまなトラブルの原因になってしまうので、毎回必ず閉めるように心がけましょう。