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揚げ物をするとき、油断してしまうのは危険!
毎日料理をしていると、揚げ物とすることも増えてきて、最初ほど警戒心を持たずに揚げ物料理を作れるようになりますよね。揚げ物は揚げたてが美味しいので、自宅で揚げたてを食べられるのは、とっても幸せなことです。
しかし、揚げ物料理を作ることに慣れてしまうと、思いがけない事故を招いてしまうことがあるので要注意!どのような行動が危険を呼び込みやすいのかを、いま一度チェックしておきましょう。
揚げ物をするときの『絶対ダメ行為』5選
揚げ物をするときに絶対すべきではない行動は、以下のものが挙げられます。自宅で揚げ物をすることが多い人は、手順や管理に問題がないか確認してみましょう。
1.ふたをして調理する
油調理をするとき、ふたをして調理してしまうと以下のことが起こりやすくなります。
- ふたの内側に水分が付着し、ふたを開けるときに水分が高温の油に落ちることで、水蒸気爆発が起きる
- 油が過加熱状態になっているのに気が付きにくい
- 危険な状態になっているのを見落としやすい
食材に火が通っているか心配なときは、少し長めに揚げるなどの対処方法を実践してみましょう。
2.近くに本など、可燃性のものを置く
油調理を行うとき、可燃性のものが近くにあると危険です。
- 油が跳ねて、汚れてしまう
- 引火して、火災を起こす可能性がある
- 熱を帯びて、持ち運びができなくなる
油調理に限らず、火を使う場所で可燃性のものを近場に置いてしまうと、火事のリスクを伴います。跳ねた油で汚れることも想定されるので、不必要なものは置かないようにしましょう。
3.調理中の油鍋から離れる
油を使っているときは、油鍋から離れないようにしましょう。
- 油が高温状態になっているのを見落としてしまう
- 煙やボヤに気が付きにくく、気づいたときには火が上がっている
- 子どもやペットが揚げ物油に手を伸ばし、油鍋をひっくり返すなどして取り返しがつかない大けがを負う可能性が高まる
ほんの少し目を離した瞬間、事故や火災は発生します。油調理を行うときは事故が起きやすいので、十分注意しましょう。
4.水が付着しているものを、油に入れる
高温の油の中に水が入ると、油が一気に跳ねて飛び散ります。想像以上の被害が出やすく、油の飛び散りが落ち着くまで手が付けられないことが多いです。
ほんの少しの油であっても、かなりの油が飛び散ります。揚げ物をしているときは、水も近くに置かないようにしましょう。
5.ずっと強火で加熱し続ける
揚げ油をずっと強火で熱し続けていると、油の温度がどんどん上がってしまいます。高温状態の油をさらに熱し続けるのは、非常に危険な行為です。
- 油に熱が入りすぎて、煙が上がる…ボヤを起こす可能性が高まる
- 食材が焦げる
油調理を行うときは、油の温度に気を配るのが鉄則です。
安全に揚げ物をするための注意点
安全に揚げ物と行うためには、以下の点に注意しましょう。
- 適切な温度で油を管理する
- 目を離さず、危険だと感じたらすぐにコンロの火を切る
- 揚げ油は少なすぎない量を注ぐ
- 揚げ物をしているときは、台所に子どもやペットを入れない
- 電話は代わりの人に出てもらう
- 油鍋の前から、できるだけ離れない…トイレは手早く済ませる
揚げ物は、危険と隣り合わせの調理です。そのことを念頭に置いて、安全面を重視して調理を進めてくださいね。
まとめ
揚げ物を作るときは、危険と隣り合わせ!気を抜くと、思いがけない事故を招いてしまう可能性があります。そのことを忘れずに、調理を行ってくださいね。