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火事になると起こる可能性がある、二次災害
火事は、どんな場面であっても起こると非常に恐ろしいものです。火事単体でもあっても、家屋の前哨など恐ろしい結果を招きます。二次災害を起こしてしまうと、さらに被害が拡大するので非常に危険です。
- ガスに引火して、爆発を起こす
- 風で火が遠くまで飛び、火事が広まる
- 窓ガラスが飛散し、怪我をするなど
上記のようなことが起きる可能性があります。窓が割れてガラスが飛ぼ散ってしまうと、怪我をする可能性が高くなるので、窓ガラスが割れやすくなる状態を把握しておきましょう。
なぜ火事になると窓ガラスは割れるの?
火事になると窓ガラスが割れやすくなる理由は、以下のものが考えられます。火の手が大きくなっている場合、窓に近付くのは非常に危険です。
温度差に耐えられなくて割れる
特別な素材を使用した防火ガラスであれば、火が近くまで来ていても破損しにくいかもしれません。しかし、一般家庭の窓ガラスは火事を封じ込め続けるほどの耐熱性を持っていないため、外気と室内の温度が大きくなりすぎると割れてしまいます。
耐熱性に優れているガラスであっても、鎮火まで割れずに持ちこたえることができるかわからないことが多いものです。真夏であったとしても、炎と外気の温度差はかなり大きくなるので、窓ガラスが割れる可能性は非常に高いといえます。
窓を閉めておけば火が屋内から出てこないので安全、というわけではありません。締め切った屋内で火災が発生しているときは、速やかに近くを離れ、身の安全を確保しましょう。
爆風で割れる
火事になると、なんらかの原因で爆発が起きることが多いです。
- ガスへの引火
- 締め切っていた火災現場に、酸素が流れ込むことによって爆発
- 花火などの爆発する可能性がある可燃性のものに、火が燃え移って爆破が起きる
爆発した場所が窓から近かったり、爆発そのものが大きい場合、その反動で窓が割れてしまうことは十分あります。爆発の勢いに乗ってガラス片が飛び散ると、大けがをする恐れがあるので要注意!
火事が起こる原因とは
火事が起こる原因は、以下のものが挙げられます。
- 寝たばこ
- 鍋やフライパンを火にかけっぱなしにする
- コンセントの劣化や、ゴミに引火
- ストーブ周辺に燃えるものを放置
- 仏壇の火の不始末
- 花火の不始末
- 子どもの火遊び
- 古くなった家電の継続使用
- 付け火など
家庭内だけであっても、これだけの火災発生の理由が挙げられます。自分には関係ないと思うかもしれませんが、特に冬場は室内で火を扱う機会が増えるので要注意です。
まとめ
火事が起きると、窓ガラスが割れて危険な目に合う確率がアップします。窓さえ閉めておけば、火を閉じ込められるため安心と思いこむのはNG!