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蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいる
夏になると途端に大量発生する蚊は、4月頃から活動を始め、最も活発になるのは9月と言われています。しかし、9月以降も活動を続けるため、油断は禁物です。
蚊は、ある3つの要素を好むと言われているのをご存知でしょうか。
- 温度
- 二酸化炭素
- 水
この3つの要素は、蚊にとって居心地が良く、また好みやすい環境・要素と言えます。そのため、このような特性のある場所に行くと蚊が多くいたり、上記の特性を持つ人は蚊に好まれやすい(刺されやすい)と言われています。
吸われやすさは血液型で大きな差はない
血液型によって、蚊に刺されやすい血液型と刺されにくい血液型があると言われることもあります。実際、O型の人は蚊に刺されやすく、A型の人は刺されにくいというデータがあります。
しかし、血液型には特別大きい差はなく、血液型よりも他に刺されやすい大きな要因があると言われているのです。
なぜ?蚊に刺されやすい人の特徴4つ
では、蚊に刺されやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、蚊に刺されやすい人が持つ特徴を4つご紹介します。
1.体温が高い
蚊は体温が高い人を好む習性を持っています。そのため、妊婦さんが蚊に刺されやすかったり、女性よりも男性の方が刺されやすい人が多いと言われるのは、体温の高さが影響していると考えられています。
また、子どもも体温が高い子が多いため、蚊に刺されやすい傾向にあります。夏場や蚊のいそうな場所に行く際は、虫除けスプレーを使うなど十分な対策が必要です。
2.汗をかきやすい
体温が高い人は、同時に代謝が良く汗をかきやすい傾向にあります。蚊が好む二大要素「温度」と「水」を併せ持つ汗をかきやすい人は、蚊に刺されやすい傾向にあります。特に夏場に蚊に刺されることが多いという話は、夏に汗を大量にかく人が増えるからだと考えられます。
したがって、汗をかいたらその幾度拭き取るなどの対策をとることで、蚊に刺されるリスクを下げることができます。
3.黒などの濃い色の服を好んで着ている
実は、蚊は色を識別できると研究の結果、考えられています。特に黒などの濃い色を好み近寄っていく傾向が強いため、黒などの濃い色の服を好んで着ている人は、蚊が寄ってきやすいと考えられるのです。
キャンプやバーベキューなど、蚊が多くいると予測できる場所へ行く際は、なるべく濃い色の服を避けると刺されるリスクを少しでも下げることができるでしょう。
4.体臭が強い
研究によると、蚊は足の臭いにも反応したと発表されています。つまり、体臭にも反応しているため、体臭が強い人は蚊に刺されやすい傾向にあると言えるでしょう。
また、蚊は柑橘系の匂いが苦手と判明しているため、こうした知識を活用し、柑橘系の香水やアロマを活用すると刺されにくくなります。
なるべく蚊に刺されないためにやりたい対策は?
なるべく蚊に刺されないためには、蚊の特性を理解し、それを逆手に取った対策をとることが重要です。
- 家では窓やドアを開けっぱなしにしない
- 虫除けグッズを日中から活用して室内から遠ざける
- 生地の厚い服を着る
- なるべく明るい色合いの服を着る
- 汗拭きシートなどで定期的に汗を拭き取る
- 柑橘系の香水や虫除け剤を使用する
以上の対策を実践することで、少しでも蚊が近寄らないようリスクを回避したり、刺されないよう対策することができるでしょう。
普段から蚊に刺されやすいと感じている方は、ぜひこれらの対策を積極的に試してみてください。
蚊の特性を理解して刺されないための対策を!
いかがでしたか。蚊は夏場だけでなく春や秋にも活動を続けています。蚊の特性を理解して、適切な対策をとることで刺されるリスクを下げることが可能です。今回紹介した『蚊に刺されやすい人の特徴』を元に対策を考えましょう。