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親切のつもりの行動、もしかしたら迷惑になってるかも…
仲間の輪に入れていない人を見かけるとすぐに声をかけ、人の輪の中に入れてあげることは、とてもよいことです。しかし、人見知りな人にとっては、少し迷惑な行動かも。人見知りな人にすべきではない行動を把握し、自分の行動を振り返ってみましょう。
『人見知りな人』にしてはいけないダメ行動5選
人見知りな人にすべきではない行動は、以下のものが挙げられます。親切心でついやってしまいがちな行動も、含まれていますよ。
1.無理やり会話の中に引き込む
一人でいると寂しいだろうと決め込み、人見知りな人を集団の中に押し込むような行為はNG。人と接するのが苦手であったり、周囲の人を観察している最中の場合、迷惑だと感じやすい行動といえます。相手がなにも言わなかったから喜んでいるだろうと思い込むのも、よくなありません。
2.人見知りであることをいじる
人見知りであることは、その人の性格や特性のひとつなので、いじったりネタにするような行動は絶対にすべきではありません。
- 人見知りであることを、他人が公言する
- 「いつも一人でかわいそうだね」など、ひとりでいることそのものが悪いことのような言い方をする
- 「ボッチだもんね」など、人見知りであることを馬鹿にするような発言をする
周囲に人がいないから孤独なのかというと、特にそういうわけではありません。今この場に心を許している人がいないだけで、実は広い交友関係を持っているということも考えられます。
3.こちらの意見を押し付けて、言いなりにさせようとする
人見知りな人は、自分の意見を周囲の人に伝えるのが苦手と感じる人も多いものです。自分の意見を封じ込めがちな部分を悪用して、人見知りな人を自分の言いなりにさせようとするような行動を取るのはNG。非常に幼稚で、周囲からの評価を落とす原因につながります。
4.相手の目を見たり、相手の姿を凝視しながら接する
人見知りの人は、相手からの視線に抵抗を感じることが多いです。
- じっと目を見て話す
- 相手の姿から視線をそらさず話す
視線を長時間感じている状態に対して、ストレスやプレッシャーを感じやすい人も少なくありません。
5.人見知りであること自体を否定する
周囲の人と溶け込めないことや、自分の意見を他者に言うことに対して抵抗を持っていることなど、人見知り特有の悩みを頭ごなしに否定するのは絶対NG。相手からのわずかな信頼を失い、周囲の人からも冷たい視線を浴びてしまうかもしれません。
人見知りな人との正しい接し方
人見知りな人との正しい接し方は、決して難しいものではありません。
- 相手との距離を大切にし、負担をかけないよう配慮する
- 無言のときは無理やり話さない
- 相手がいつでも退席できるような雰囲気を作っておく
- 時間をかけて打ち解けていくことを大前提としておき、無理に距離を詰めない
相手に負担をかけないよう接するということを最優先に考えるのが、人見知りな人と仲良くなる近道です。自分からどんどん距離を詰めるのではなく、相手から話しかけやすい人という印象を持ってもらえるよう接しましょう。
まとめ
人見知りな人は、他者との新しい関係構築が苦手だと感じていることが多いです。無理に人の輪に入れるのではなく、相手のペースに合わせて接しましょう。