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魂が宿ると言われるぬいぐるみ…どのように処分する?
人形やぬいぐるみなど、生き物の形をしたものには魂が宿ると言われています。これは日本だけでなく、世界中でもそのように伝わっており、「古くなったから」といざ処分しようにも捨て難いと感じる人は多いです。
また、可愛らしい姿をしたぬいぐるみは、長年部屋に置いていたり、お子様がいるご家庭では一緒に寝ているというご家庭もあるため、愛着が湧いてしまい捨て難いと感じる人も多いでしょう。
ぬいぐるみの捨て方にはどのような方法がある?
一般的に、ぬいぐるみの捨て方には以下の方法があります。
- 「燃えるゴミ」や「粗大ゴミ」に出す
- 慈善団体や保育施設などに寄付する
- リサイクルショップやフリマアプリで売る
- お寺や神社で供養してもらう
燃えるゴミに出すという方法が最も多く、次いでリサイクルショップや、最近ではフリマアプリに出品して売るという方法も人気です。
他にも地域の慈善団体や保育施設、児童館などに寄付する方法や、お寺や神社でお焚き上げしてもらうことで、ぬいぐるみたちを清々しい気持ちで送り出すという方法もあります。
すべきではない『ぬいぐるみの捨て方』3つ
ぬいぐるみの捨て方はいろいろありますが、大切に使っていたぬいぐるみに酷い捨て方をしてしまうと、恨まれたりバチが当たるのではと考える人も多くいます。ここでは、すべきではないと言われている『ぬいぐるみの捨て方』を紹介します。
1.他のゴミと一緒に同じ袋に詰め込んで捨てる
ぬいぐるみを燃えるゴミや、大きさによっては粗大ゴミとして捨てることは特別悪いことだとされていません。しかし、他の可燃ゴミと一緒に同じ袋にぎゅうぎゅうに詰め込んで捨てる方法は控えましょう。
ぬいぐるみは生き物の姿をしているため、魂が宿りやすいと言われています。もしもぬいぐるみに魂が宿っている場合、他の可燃ゴミと一緒に袋に乱雑に詰め込まれたら、不快な気分になることは間違いありません。
なるべくぬいぐるみは他のゴミとは別にし、ぬいぐるみだけでゴミ袋に入れて出すようにしましょう。
2.大きさを小さくするためにバラバラにする
大きなサイズのぬいぐるみの場合、自治体によっては粗大ゴミに分類されることもあります。しかし、粗大ゴミは回収に料金が発生する場合があるため、人によっては大きさを小さくして燃えるゴミとして出すため、ぬいぐるみをバラバラにして捨てるという人もいるのです。
ですが、この方法はあまりにもぬいぐるみに対して失礼極まりない行為です。魂が宿っているにしてもいないにしても、生き物の姿をしたぬいぐるみをバラバラにするという行為は、少々目に余るところがあります。
料金が発生するのが嫌という場合は、燃えるゴミや粗大ゴミとして出すのではなく、リサイクルショップなどに持って行くと良いでしょう。
3.寄付する際に事前連絡なく送りつける
ぬいぐるみの捨て方には、児童館や保育施設、慈善団体などに寄付するという方法があります。しかし、寄付する場合は、事前に「不要なぬいぐるみがあるのですが、寄付することは可能でしょうか」と一言連絡を入れるのが礼儀です。
児童館や保育施設によっては、こうした寄付品を受け付けていないところも多くあります。事前連絡なく送りつけたり持ち込んだり、施設前に放置して帰ったりすると、施設側に迷惑がかかってしまうので、絶対にやめましょう。
ぬいぐるみを『可燃ゴミ』で捨てる場合の方法
ぬいぐるみを可燃ゴミで捨てることを躊躇してしまうという方も多くいます。その場合は、以下の方法で可燃ゴミとして出してはいかがでしょう。
- 処分するぬいぐるみを紙袋などに入れる
- 紙袋に入れたぬいぐるみにお清めの塩を振る
- 最後に紙袋ごとぬいぐるみをゴミ袋に入れて出す
お清めの塩を振ることで、ぬいぐるみの悪い気を浄化してあげる働きが期待できます。また、紙袋に入れることで、近所の方々に怖い思いや不快な思いをさせる心配がありません。
お清めの塩は、神社で授与してもらえたり、最近ではネットなどでも販売していることがあります。「ただ燃えるゴミとして出すのがかわいそう」と感じる方は、ぜひお清めの塩を振り、長年の感謝を伝えてから手放しましょう。
ぬいぐるみは自分に合った正しい方法で見送ろう
いかがでしたか。ぬいぐるみは魂が宿ると言われているため、捨て方に戸惑ってしまう人も多いです。今回紹介した間違った捨て方に注意し、正しい方法でぬいぐるみに感謝を伝えながら見送りましょう。