洗濯機に入れてはいけない「絶対ダメなもの」3選!最悪の場合、故障してしまうことも

洗濯機

洗濯機では洗えないものを誤って入れてしまうと洗濯機の故障や異常振動を引き起こすことがあります。重量のある洗濯機ですが、防水性のものを洗っただけで転倒してしまう可能性もあるのをご存じでしょうか。洗濯機に入れてはいけない『絶対ダメなもの』をご紹介します。

洗濯機に入れてはいけない『絶対ダメなもの』3選!

防水性の服

洗濯機で洗えないものを誤って入れてしまうと、洗濯機の故障の原因になります。場合によっては、洗濯機が倒れて怪我をしてしまう恐れもありますので、入れてはいけないもをちゃんと覚えておきましょう。

1.防水性のもの

水をはじくものには「撥水性」と「防水性」の2つの種類があります。撥水性は水をはじく加工ですが、長続きしにくく水気を防ぐ力は弱めです。一方、防水性は水を通さない素材でできていて、水を防ぐ力がとても強く、レインコートやテントや登山用のリュックなどに使われています。

強力に水をはじくものなので、洗濯機に入れてしまうと、場合によっては洗濯機の故障や転倒につながるので気を付けましょう。

防水性は水を通さないため、洗濯槽の中に水がたまってしまいます。そのまま脱水機能が働くと、たまっている水が洗濯槽の中で激しく移動して、洗濯機がバランスを崩し、異常振動を引き起こす危険があるのです。

場合によっては洗濯機が転倒してしまうことも考えられるため、大変危険です。うっかり入れてしまった、なんてことが起こらないようにしてくださいね。

2.ウレタン素材の枕や座布団、クッション

低反発枕や座布団に使われているウレタンですが、洗濯機では洗えないものとなっているのをご存じでしょうか。ウレタン素材は見た目はスポンジと同じように見えますが、一般的なスポンジと違い、水分を吸収すると水はけがとても悪い性質を持っています。

そのため、一度水分をため込むと重さに耐えられなくなり、ボロボロと破ける可能性があり、洗濯機の中で破けたウレタンがつまりの原因となる恐れも。ボロボロにならなくても乾かすまで数日かかると言われています。

湿っている時間が長くなると雑菌が繁殖してしまうことや、紫外線に弱い性質を持っているため、天日干しも避けるべき素材となっています。

このようにウレタン素材は知らずに洗ってしまうと、以前と同じように使うことが難しくなるうえ、破れたウレタンがつまりの原因になることもあるので気を付けてください。

3.裏にゴムが付いているマット類

玄関マットやキッチンマットでは裏面にゴムなどが付いているタイプが多くあります。裏面にゴムが付いているものは、防水性のタイプと同じように、洗濯や脱水中に異常振動が発生する可能性があります。洗えるサイズであっても、無理に洗濯機の中に押し込んで控えたほうがよいでしょう。

洗濯機に使う際には注意が必要なもの

洗濯機で洗濯をしているところ

重曹が原因で故障することもある

絶対に洗濯機に入れてはいけないものではないものの、洗濯機の種類によっては故障の原因になってしまう洗剤などもありますので注意が必要です。

例えば、日ごろからナチュラルクリーニングを意識していると重曹や天然油脂の粉せっけんなどを使うこともあるでしょう。

しかし、エコ洗剤やオーガニック洗剤は、通常の洗濯用合成洗剤より水に溶けにくいという性質があります。そのため、溶けなかった粉がかたまりとなり排水ホースに詰まってしまい、それが原因で水漏れの発生や故障の原因になる可能性が指摘されています。

  • 重曹
  • クエン酸
  • 天然油脂の粉石けん

使う際は溶けやすい30~40℃のぬるま湯を使う、または液体合成洗剤と混ぜてよく溶かしてから投入する、少量の使用にする、など工夫して使うのが安心です。

メーカーで洗うことをおすすめしていないもの

お布団やカーペットの洗い方、ジャケットなどの洗い方はネットで検索すると紹介されています。洗濯機の故障の原因になっていないケースも多く存在していますが、洗濯機のメーカーからは洗濯機を使わないほうがよいと言われているものも複数あります。

  • ブレザーやジャケット、コートなど芯地が多いもの
  • 和服、和装小物など
  • 皮革製品、皮革装飾されているもの
  • 水を通さないカバー類
  • カーペットや大きなマット類

問題なく洗えるケースもありますが、中には洗濯や脱水中に異常振動が発生する可能性が高いとされていますので、できるだけ洗濯機は使わないほうがいいでしょう。

まとめ

洗濯機は毎日のように使う物なので、慣れているため「これも洗えるだろう」と思って、洗濯機で洗ってしまうこともあるかもしれません。ですが、ご紹介したように中には故障に繋がってしまうものもありますので、使ってはいけないものは認識しておくことが大切です!

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