カレーを食べる時のNG行為とは?実はマナーが悪いとされている食べ方があった

カレーライス

老若男女問わず日本人の多くが好きな食べ物である「カレーライス」。身近なメニューですが、カレーを食べるときに、実はマナーが悪いとされている食べ方があるのをご存じでしょうか。カレーを食べる時のNG行為をご紹介します。

カレーを食べる時のNG行為

カレーポットに入ったカレーとライス

カレーライスの食べ方のマナーを意識している人はそれほど多くないですよね。ところがカレーの食べ方にもマナーやNG行為がありますので確認しておきましょう。

カレーのルーとライスを混ぜる

カレーライスを食べるときに最も気を付けたいマナーが「お皿を汚さないこと」といわれています。カレールーとライスを全部混ぜる食べ方は、食べやすくなりますがルーがお皿全体についてしまいますよね。

家庭ではそんなに気にしなくてもよいでしょうが、外食時にはルーとライスを混ぜて食べるのは避けましょう。

ポットのカレールーを一度にかける

食べるお店によっては、カレーのルーがポットに入って別々に出されることもあります。その時、ルーを一度にライスの上にかけるのはNGです。

一度にすべてのルーをかけるとお皿が汚れやすくなってしまうため、別々に出された場合は、ポットのルーを少量ずつライスにかけて食べるようにしましょう。

左手でナンを持つ

インドカレーではライスではなくナンと一緒に食べることも多いですが、その際、ナンを左手で持つのはやめましょう。

インドでは宗派によって左手は「不浄の手」とされていて、左手で食べ物を口に運ぶというのはタブーとなっています。ちぎったナンを食べるときは右手で食べるようにしましょう。

ナンをかじる

インド人や食べなれている人は、ナンを右手だけでちぎってカレーに付けて食べることができますが、慣れていないと片手でちぎるのは難しいですよね。

前述したように、インドでは左手で食べ物を口に運ばないと言われているため、一口サイズにできないナンを右手で持ってそのままかじる、という行為をする人も中にはいるかもしれません。

しかし、左手を使わないとはいえ、ナンを一口大にちぎらずかじって食べるのもマナー違反となりますので気を付けましょう。ちぎる時には左手を使ってもマナー違反扱いになりません。

カレーの食べ方マナー

カレーとナン

ここからはカレーの正しい食べ方をご紹介します。

ライスにカレーがかかっている場合

カレーライスを食べるときのマナーとして目指すのは、できるだけお皿にカレールーをつけない食べ方です。

  1. ライスにルーがかかっている部分から食べ始めます。
  2. スプーンを立てて一口分ずつライスをすくい取るようにスプーンにのせます。
  3. カレールーがかかっていないライスは、カレールーのほうに持っていき一口分ずつルーを付けて食べます。

ルーとライスをかき混ぜないようにしましょう。

カレーポットで出された場合

ホテルや老舗のレストランでは、カレールーがポットに入ってライスと別々に出されることも珍しくないですよね。その場合もルーとライスを混ぜるのはお皿が汚れてしまうので控えましょう。

はっきりと決まっているマナーではないものの、キレイに食べるコツとしては、カレールーは2~3杯ずつライスにかけ、手前側から食べ進めるのがよいでしょう。

ナンと一緒に食べる場合

インドカレーではナンを一緒に食べることが多いです。こちらも前述したように、左手を使って口に運ぶのはインドではマナー違反となっていますので、正しい食べ方を覚えておきましょう。

  1. ナンをちぎるときは細長い形状のほうから一口大にちぎります。
  2. 右手だけでちぎれない時は左を使って両手でちぎってOKです。
  3. ちぎったナンを右手で持って、カレーをすくうように食べます。大きな具材は何の上にのせて食べましょう。

お皿も持ち上げないほうがいい

カレーライスの食べ方マナーで最も気を付けるのはお皿を汚さないことです。そのための食べ方の工夫もご紹介しましたので、ぜひ取り入れてみて下さい。

また、マナー違反とは言えませんが、カレーライスは茶碗ではなくお皿を使って食べるので、片手で持ちあげて食べる行為も控えたほうがよい行為といえます。

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