『イライラしやすい人』の性格や特徴は?6つの共通点と緩和するコツ

イライラしている女性

周囲にイライラしやすい人がいると、その場の雰囲気が悪くなるので困りますよね。たまたま機嫌が悪いという訳ではなく、いつもイライラしている人には共通する性格や特徴があるはずです。イライラしやすい人の共通点や緩和するコツをご紹介します。

『イライラしやすい人』の性格や特徴と6つの共通点

機嫌が悪そうな女性

人は誰でも苛立ちを抱えることはありますが、いつもいつもイライラしている人には共通点が見られます。

1.せっかち

いつも急いでいたり焦っている、いわゆる「せっかちな人」は、漠然とした不安を抱きストレスを感じやすいと言われています。また、他人に対しても厳しくなりがちで、自分にも他人にもイライラしやすい傾向があります。いつも気持ちが急かされたり焦っている人は、長い目で楽観的に物事を考えるよう意識しましょう。

2.栄養バランスが乱れがち

偏った食生活が習慣となっている人は、栄養バランスが乱れやすくなっています。実は、ビタミンやミネラルの継続的な不足は、イライラしやすくなったり、倦怠感や疲労感などを招く原因とも言われているのです。

例えばしょっちゅうダイエットをしている人は、偏った食事が原因でイライラしがちになったりしませんか?体に必要な栄養素はしっかり補って心のバランスもとれるようにしましょう。

3.固定観念が強い人

固定観念とは他人の意見に耳をかさない、頑固な考えを持っていることです。周囲の状況によって考え方を変えないため、自分の中で「こうあるべき」という信念や価値観が強いのが特徴。そして、他者にもその信念や価値観を強要したがります。

固定観念が強いと、同じような価値観でない人に対して、勝手に理想を裏切られた気持ちになり、イライラしたり怒りの感情を抱きやすいと考えられます。〇〇であるべき、などの思い込みはやめ、できるだけ柔軟性を持つようにしましょう。

4.完璧主義

完璧主義は妥協を許さず、ひとつも欠点が無い、完璧であることを基準にしています。そのため、自分自身にも他者にも寛容になれず、些細なことでイライラしやすくなるという特徴があります。細かいことはあまり気にせず、80%の程度の出来でもよいと考えるようにしましょう。

5.睡眠不足

脳内の神経伝達物質であるセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神の安定や安心感には欠かせないと考えられています。セロトニンが減少する原因のひとつには、睡眠不足があげられます。

ストレスや睡眠不足でセロトニンが減少すると、心が不安定になりイライラしやすくなりやすいため、朝は起きたら日差しを浴び、朝食は食べるようにする、など規則正しい生活で過ごしましょう。

6.真面目で責任感が強い

まじめで責任感が強い人は頑張りすぎて疲れてしまい、イライラしやすくなることがあります。最後まで手を抜かずやり遂げることは素晴らしいことです。

ですが、頼まれごとに対してNOといえなかったり、1人で抱え込んで負担を大きくしてしまうと、気持ちに余裕がなくなりイライラしやすくなってしまいます。何でも自分の責任と捉えることはやめ、周囲の人に頼ることも意識しましょう。

イライラしやすい性格を直すには

スマホを持って考えている女性

イライラしやすい性格の人は、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」を取り入れてみるのがよいかもしれません。

アンガーマネジメントは、イライラや悲しみ、怒りなどの感情を適切にコントロールして、自分と向き合うトレーニング方法です。具体的な方法としては以下の2つを実践してみましょう。

  • イライラなど怒りが生じた時、そのピークは6秒といわれているためイライラしたら6秒待って耐えるようにする
  • 〇〇であるべき、〇〇すべき、などの価値観を手放す

イライラの感情があっても周りへの八つ当たりはダメ!

イライラする感情は誰にでもあるものです。ただし、イライラしているからといって周囲の人にそのイライラをぶつけたり八つ当たりするような行動はNGです。

感情はどうしても出てくるものなのでコントロールが難しいですが、行動は感情に比べれば、自分でコントロールしやすいと言われています。イライラを感じたら6秒待って、自分を俯瞰してみましょう。

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