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洗濯機で脱水してもびしょびしょになっている原因
洗濯機で脱水が終わったと思ったらびしょびしょ!おかげでまた脱水しなきゃ・・・。でもなぜ脱水できなかったのか、それが分からないとまたびしょびしょになるかもしれません。
チェック項目
- ①洗濯物が多すぎたり少なすぎたりしていませんか?
- ②洗濯槽が汚れていませんか?
- ③排水口や排水パイプが詰まっていませんか?
- ④洗濯機が傾いていませんか?
- ⑤ベルトが劣化していませんか?
- ⑥洗濯機に不具合はありませんか?
①洗濯物が多すぎたり少なすぎたりしていませんか?
洗濯物をパンパンに詰め込んでいると洗濯槽が重くなって回転に負荷がかかりますので回転不足になります。回転が少なければ脱水できません。
逆に洗濯物が少なすぎると、洗濯槽の中で洗濯物が偏ります。偏ってしまうと洗濯槽がうまく回転できず脱水できません。
洗濯物が多すぎても少なすぎても洗濯槽の回転が悪くなるとちゃんと脱水できずにびしょびしょになります。
②洗濯槽が汚れていませんか?
脱水は洗濯槽を回転させて水分を飛ばしています。洗濯槽が汚れで詰まっていると飛ばした水分は外に排出できませんので脱水できません。自分で洗濯槽を掃除するのは無理です。
市販の洗濯槽掃除クリーナーを使えば簡単に汚れを落としてキレイにしてくれます。洗濯槽は定期的に掃除しましょう。
③排水口や排水パイプが詰まっていませんか?
排水口や排水ホースが詰まっていると、脱水で洗濯槽から出た水が排水できず、洗濯槽に溜ってしまいます。その結果脱水できずにびしょびしょのままです。
④洗濯機が傾いていませんか?
洗濯機を置いた位置が悪いと、使っているうちに洗濯機が動いたり傾いたりすることがあります。洗濯機が傾くと正常に回転できません。脱水している時にガタガタ大きな音がしたり振動が激しい時は傾いていないか確認しましょう。
⑤ベルトが劣化していませんか?
洗濯機の洗濯槽をぐるぐる回す際、Vベルトというベルトを使用しています。そのベルトが劣化したり緩んでいると洗濯槽がうまく回転できません。
その場合はVベルトを交換する必要があります。Vベルトの交換は自分ではできませんので業者に依頼することをおすすめします。
⑥洗濯機に不具合はありませんか?
途中で動きが止まったり脱水以外にもガラガラ大きな音がしてり、今まで起きたことのないようなことがある時は洗濯機本体の不具合・胡椒かもしれません。購入したところに相談してみましょう。保障期間内でしたら無料で修理してくれます。
いかがでしたでしょうか?思い当たることはありますか?今すぐ対処できることはやってみましょう。
洗濯機で脱水しても衣類がびしょびしょの時の対処法
洗濯機で脱水しても衣類がびしょびしょの時の対処法です。できることからやってみましょう。
洗濯物の脱水は適量に
脱水する洗濯物は適量にしましょう。多すぎたら減らし、少なすぎて洗濯物が偏っている場合は偏らないよう、洗濯物を全体に均等になるよう広げましょう。
適量を超えないよう自分の洗濯機の容量は確認しましょう。洗濯物が多すぎても少なすぎても洗濯槽の回転が悪くなり、正常に脱水できなくなり、脱水できずにびしょびしょになります。
洗濯槽を掃除する
市販の洗濯槽クリーナーなどで洗濯槽を掃除しましょう。
排水ホースを掃除する
排水ホースが詰まっていないか確認し、詰まりや汚れがあれば掃除をしましょう。
掃除方法
- 排水ホースを外し、ゴミや汚れの詰まりを歯ブラシなどを使って取り除きます。
- 排水ホースが折れ曲がっていたり、重い物などが排水ホースの上に置かれてホースがつぶれていないか確認しましょう。
ベルトを交換する
洗濯機のVベルトが劣化している場合は、Vベルトを交換、または張り具合の調整をしましょう。ただし、この作業はとても難しく力がいりますので専門業者に依頼することをおすすめします。
《 ポイント 》
- 洗濯物の脱水は適量にする。
- 洗濯槽を掃除する。
- 排水ホースを掃除する。
- ベルトを交換する。
洗濯機の脱水機能を維持するには
洗濯機で脱水してびしょびしょにならないよう脱水機能を維持しましょう。脱水機能を維持するために次のことに気をつけましょう。
洗濯槽の掃除をしましょう。洗濯槽や内部にはゴミやカビが発生し、詰まりやすいのでこまめに掃除しましょう。2~3ヶ月の割合で洗濯層クリーナーなどでカビを取りましょう。
洗濯物の量は適量で脱水しましょう。多すぎても少なすぎても洗濯槽に負担をかけるので注意しましょう。
洗剤の適量を守りましょう。洗剤を多く入れすぎると洗剤の溶け残りが残って詰まりの原因になります。また、排水口に詰まると水漏れをおこすことがありますので注意しましょう。
洗濯槽に熱湯を入れると故障の原因になります。50℃以上を超えないよう注意しましょう。
1度に洗濯する量は洗濯機の容量の7割程度にしましょう。洗濯機に洗濯物を入れすぎると洗濯機に負担がかかって故障の原因になりますので注意しましょう。
おすすめの洗濯層クリーナー
【塩素系】カビキラー 洗たく槽クリーナー 洗たく槽カビキラー
【酸素系】シャボン玉石けん『洗たく槽クリーナー』
《 ポイント 》
- 洗濯槽の掃除をする。
- 洗剤の適量を守る。
- 洗濯物の量にする。
- 50℃以上のお湯を入れない。
- 1度に洗濯する量は洗濯機の容量の7割
洗濯機の平均使用年数
洗濯機の寿命はだいたい6~8年です。製品によって変わりますが、洗濯機の部品を保有する期間(補修用性能部品の保有期間)が6~8年くらいだからです。寿命は使用頻度によっては延ばすことも短くなることがあります。
1日1回、洗濯機を使うと想定して、洗濯機の寿命を回数に換算すれば約2,000~3,000回といわれています。
《 ポイント 》
- 洗濯機の賞味期限は6~8年。回数に換算すると約2,000~3,000回。
最後に
洗濯機で脱水して衣類がびしょびしょだと慌てますよね。もし洗濯物の量が多い場合は2つに分けてそれぞれ乾燥機にかけましょう。
自分で修理できない時は業者に依頼しますが、依頼場所が分からない時は製品のメーカー、または購入したお店に相談しましょう。