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家で作った麦茶がマズい…原因は煮出し方にある？
暑い夏には、冷えた麦茶の消費量が一気に増えます。そのため、ペットボトルで購入するのではなく、自宅で麦茶パックを使って煮出す人も多いのではないでしょうか。
しかし、麦茶パックを使って麦茶を作るとき、なぜか「麦茶が美味しくない」「いつもよりマズい」と感じることはありませんか。
基本的に作り方通りに煮出せば問題なく簡単に作れる麦茶ですが、ある間違った沸かし方や作り方をしてしまうと、麦茶がマズくなることがあるのです。
麦茶がマズくなる『間違った沸かし方』4選
では、麦茶を作る際にどのような作り方をしてしまうとマズくなる可能性があるのでしょうか。ここでは、麦茶がマズくなる間違った沸かし方を紹介します。麦茶を作る方はぜひ参考にしてみてください。
1.麦茶のパックを入れっぱなしにする
麦茶を作る際、沸騰したお湯に麦茶パックを入れて麦茶を煮出します。しかし、煮出し終えてお湯に色がつき、麦茶が出来上がっているにもかかわらず、そのままパックを入れっぱなしにしていませんか。
麦茶パックをお湯の中に入れっぱなしにし、冷めるまで時間をおいてしまうと、必要以上に味がついてしまい、味の濃い苦い麦茶が出来上がってしまったり、普段の麦茶とは少し違うマズい味になってしまうことがあります。
麦茶パックは煮出し終えたら火を止めて取り出すのが基本です。そのまま入れっぱなしにすると、衛生的にも良くないので、煮出し終えたら取り出すようにしましょう。
2.水道から出したばかりの水道水を使って沸かす
水道水を使って麦茶を作る人が多いと思いますが、水道の蛇口を開けて出た直後の水道水には、水道のカルキ臭が残っていることがあります。
このカルキ臭が残っている水を沸騰させて麦茶を作った場合、カルキ臭が抜ききらず、できた麦茶の味も変化してしまうことがあるのです。
特に、次の日の朝一番に水道から水を出した時などは、水道水にカルキ臭が残っていることが多いです。しばらく水を出し、カルキ臭が弱くなった状態の水を使うことをおすすめします。
3.麦茶を沸かす器具自体が汚れている
麦茶を作る際、お湯を沸かすためにやかんなどの調理器具を使う人が多いでしょう。その器具自体が汚れている場合、作っている最中に汚れが麦茶に浸透してしまい、味が変わってしまう恐れがあります。
特にやかんは形状が特殊なので、洗いにくい部分もあります。すると、気づいていない場所に茶渋などが残り、その茶渋が次に作る麦茶に入ってしまい、マズい麦茶になってしまうことがあるのです。
麦茶を作る際に使用する器具や容器は、常に清潔な状態を保つように、洗浄する際は丁寧に汚れを落としましょう。
4.煮出した後に冷めるまで常温放置する
麦茶を煮出した後、麦茶をすぐに冷蔵庫に入れてしまうと、熱で冷蔵庫に入れている他の食品に悪影響を及ぼします。そのため、煮出した後の麦茶が自然と冷めるまで、常温放置しているという方も中に入るでしょう。
しかし、夏場は室温も高いため、常温放置してもなかなか冷めにくいです。また、雑菌が繁殖してしまう恐れもあり、衛生面でも危険です。
そして、麦茶は冷めるまでに時間をかけてしまうと、その分、味も変化してしまう恐れがあります。衛生的にも味にも悪い影響を与えるので、なるべく早く冷まして冷蔵庫に入れましょう。
美味しい麦茶を作ろう！麦茶の基本的な沸かし方
パックを使って麦茶を煮出す場合、基本的な作り方と先に紹介した間違った沸かし方を押さえ、正しく作ることが重要なポイントです。
改めて、美味しい麦茶の作り方をおさらいしていきましょう。
- やかんなどに水を入れて沸かす。沸騰した後もカルキ抜きのためにしばらく煮沸させる
- 麦茶パックを沸騰したお湯に入れる
- 弱火で煮出し、色がついたら火を止めてパックを取り出す
- 大きめの桶やボウルを用意し氷水を張る。
- 耐熱容器などに入れ替えた麦茶を容器ごと④に浸して冷やす
- 麦茶が冷めたらすぐに冷蔵庫に入れる
麦茶を作る際、水道水を使う場合は、カルキ臭を抜くためにしばらく煮沸させることをおすすめします。また、煮出した後は、素早く冷やすために、あらかじめ氷水を用意しておくと、味が変化せず美味しい麦茶を完成させることができます。
意外と間違った作り方をしている方も多いので、この機会に改めて麦茶を作る際の参考にしてみてください。
美味しい麦茶を作るには沸かし方と沸かした後が重要！
いかがでしたか。普段何気なく作っている麦茶ですが、少しでも間違った作り方をすると味が変わってしまい、「マズい」と感じる原因になってしまいます。今回紹介した間違った沸かし方に注意し、美味しい麦茶を作りましょう。
