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夏休み最大の難所である自由研究
自由研究といえば、小学生の夏休みにつきものであり、親子にとっての難所ともいえる課題です。あまりにも簡単すぎるものだと浮いてしまい、手が込みすぎるものは何日も時間をかけて行わなければならないのが難しいポイントですよね。
自由研究が親の作品になってしまわないよう、注意しましょう。まずは、どのようなものが簡単で小学生らしい自由研究なのかをチェック!子どもが興味を持ちやすく、チャレンジしやすいものを集めました。
小学生におすすめしたい『自由研究』3選!
小学生におすすめの自由研究は、以下のようなものがあります。これから自由研究に取り組もうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.普段の生活で食べる機会が多い食材を作る
普段の生活の中で子どもが口にしやすいものの中には、自宅で手作りできるものがたくさんあります。自宅にあるキッチンアイテムを確認して、調味料や食べ物を作ってみましょう。
- アイスクリーム
- マヨネーズ
- 温泉卵
- バター
- カッテージチーズ
- ドレッシングなど
基本的に失敗が少なく、ハンドブレンダーなどがあれば簡単にできるものに挑戦するのがおすすめです。写真を多く撮っておくと、資料がまとめやすく、きれいに仕上がりやすくなりますよ。
2.観察日記をつける
なじみのある物の観察日記をつけることで、新たな発見があるかも!
- 昆虫…アリや畑の葉につく虫の種類を調べるなど
- 自宅で飼育している動物
- 野菜…もやしやブロッコリースプラウトなど、比較的簡単ですぐに育つものがおすすめ
- 野菜くずを再利用して、葉を育てる
- 月や星の観察
子どもの個性に合わせて、その日に終わるものにするのか、時間をかけて変化していくようする観察するのかを見極めることが重要です。家にいる犬や猫の1日を観察すると、大人でも「そんなことやってたの?!」と驚く発見があるかもしれません。
3.身近にあるものを使う
身近にあるものを使うことで、子どもの視野が広がるきっかけになることもあります。
- ピカピカの10円玉を作る…自宅にある調味料に10円玉をつけて、磨いてきれいになるのか
- 身近にあるバリアフリーを見つける
- 割りばしや爪楊枝での工作…ミニチュアのログハウス作りなど
昨今取り上げられることが多いSDGsについて調べると、学校の授業とリンクして子どもが興味を持ちやすくなるかもしれません。
自由研究をするときに注意すべきこと
自由研究に取り組むとき注意すべきことは、複数あります。
- 簡単に研究材料を調達できるか
- 子どもが主体となって取り組めるものか
- 始めるまでの時間が短く、終わったあとの片づけが簡単
- 子どもの自由時間を考慮し、負担にならない課題を選ぶ
昨今の子どもは、塾や習い事がびっしり入っていて、自宅に帰っても自由に過ごす時間が少ない子が多い傾向です。親から指示されて取り組む自由研究は、どうしても前向きにとらえられないもの。子どもの自由時間などを考慮して、無理のない課題に取り組みましょう。
まとめ
夏休みの自由研究は、夏休みをすべて使って行うものではありません。子どもの個性や集中力、環境に合わせた課題に取り組み、夏の思い出の1ページになるよう工夫してみてください。