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なかなか子どもが宿題をやらない!
子どもが宿題をしないと、どうしても口うるさく声をかけてしまうものです。逆効果だとわかっていても、言ってしまうのが親の心情ですよね。
でも、あまりくうるさく言ってしまうと、子どもとの関係が悪くなってしまう可能性があるので要注意!子どもが宿題をしないときにしてはいけないNG行為をチェックし、宿題に取り組みやすくなるような環境を整えましょう。
宿題をやらない子どもにしてはいけない『NG行為』4選
宿題をやらない子どもにやってはいけないNG行為は、以下のものが挙げられます。
1.「宿題をやりなさい」と口うるさくいってしまう
なかなか宿題に取り掛からない子どもを見ると、つい宿題をやるよう声をかけてしまいがち。しかし、宿題をするよう促す声掛けは逆効果になってしまうことが多いです。
- もともと子どもは、宿題が好きではないことを無視している
- 宿題をしないといけない雰囲気になることに、抵抗を感じている
- 宿題を、親や先生からやらされていると感じている
子どもが自分のタイミングで宿題に着手し始めるのを、まずは見守ってあげましょう。
2.自信を失うような声掛けをする
宿題や勉強を親がみてあげるのは、とてもよいことです。しかし、子どもが自信を失ってしまうような言葉をかけてしまうのはよくありません。
- 「どうしてこんな簡単な問題がわからないの」
- 「先生の話を聞いてないからわからないんじゃないの?」
- 「何回やっても同じところで間違えてる」
- 「これじゃテストでいい点は取れない」
- 「誰に似たらこんなに出来が悪くなるの?」など
誰にでも、得意不得意はあります。自分が言われて嫌なことは、子どもにも言うべきではありません。
3.イライラをぶつける
子どものペースを無視して、自分の言うことを聞かせようとするのは基本的にNG。「早くして」「いつまで待たせるの」など、急かすようなことを言ったり、イライラを子どもにぶつけてしまうのはやめましょう。
4.集中しにくい環境を作ってしまう
子どもが宿題に着手しているにもかかわらず、親が全く協力する体制を取らないのはNG。
- 勉強し始めたらテレビをつける
- 宿題に集中しているのに、全く関係ない話題を振る
- 子どもが勉強しているのに、親がゲームに熱中する
- 子どもの手助けをせず、親が自分の好きなことに熱中する
子どもが勉強しているときは、基本的にテレビやスマホを触らないよう心がけてください。
子どもが宿題に取り組みやすくなるためにすべきこと
子どもが宿題に取り組みやすくなるためには、以下のことを実践してみてください。
- 宿題をする流れを作る…帰宅後、手を洗っておやつをを食べたら宿題をするなど
- 宿題を終わらせると褒めてもらえるということを、パターン化する
- 子どもと一緒に宿題をする
- 子どもが集中しやすい環境を整える
宿題を終わらせるまでをルーティンにしてしまえば、子どももストレスを感じにくくなりますよ。親子で宿題に取り組む方が子どものやる気が出るのであれば、積極的にかかわりを持ってあげましょう。
まとめ
子どもの宿題は、親子で協力して終わらせることが大前提です。宿題は子どもだけがするものと決めつけず、家族で協力して集中できる環境を整えてあげましょう。