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要所で設定しているパスワード、本当に安全?
パスワードを設定するとき、ついいつも使っているなじみのあるパスワードを使ってしまいがち。今まで詐欺などに遭っていないから安全だと思い込んでいるかもしれないけれど、もしかすると今使用しているパスワードは安全ではないかも!
どのようなパスワードを使っていると、詐欺などにあってしまいやすいのか確認してみましょう。詐欺に遭いにくい、強力なパスワードもご紹介します。
絶対に使ってはいけない『パスワード』4選
外部に簡単に漏れてしまう可能性があるパスワードには、以下のような共通点があります。普段使っているパスワードが当てはまっていたら、個人情報が抜き取られてしまうかも!
1.個人情報を盛り込んでいるもの
パスワードの中に個人情報が盛り込まれているものは、解析されやすく情報を抜かれてしまいやすい傾向です。
- 自分の名前と生年月日
- ペットの名前と生年月日
- 子どもや家族の名前
- 推しの名前と生年月日
- 元恋人の名前など
名前と生年月日ならと思ったかもしれませんが、基本的な個人情報なので漏れやすいのかもしれません。
2.単語や語句を逆さにしただけ
単語や語句を逆さにすると、解析されにくいかもと思うかもしれませんが、そうではありません。
- 単純かつバレやすい
- 他の人も使用している可能性があるので、漏れてしまいやすい
単語などだけでなく、名前を逆さにしていた場合も上記の条件に当てはまります。
3.キーボードの横並びのアルファベットや数字
漏れにくいパスワードといえば、意味を持たない英単語が並んでいるものと思いがちです。たしかに、バラバラのアルファベッドが並んでいると、解析されにくいかもしれません。しかし、キーボードの横並びのアルファベッドを並べただけのパスワードを使用するのはNG!
- 「qwerty」など、キーワードの横並びの文字をパスワードにする
- 「123456」など、数字の横並びはさらにバレやすい
意味を持たないアルファベットの並びであっても、解析されやすいのです。数字を順番に並べてしまうのも、解析されやすいので要注意。
4.同じ数字やアルファベットが並んでいる
同じアルファベットや数字をいくつも並べてしまうと、パスワードの効果が薄まってしまいます。
- 112233など、連続した数字が含まれている
- aabbccなど、英数字が連続している
自分で覚えやすいパスワードは、他人からも解析されやすいことを把握して、パスワードの設定を行うべきです。
強力なパスワードってどんなもの?
なかなか解析できない、強力なパスワードには、以下のような特徴があります。
- 最低でも6文字以上で設定している
- 文字+数字+記号で設定してある
- アルファベットは大文字と小文字混合になっている
- 名前や英単語など、一目見てわかるものをパスワードに含んでいない
名前や英単語の一部を数字に置き換えるだけでは、強力なパスワードとはいえません。意味を持つ単語の並びや数字を使うのではなく、一見バラバラで意味を持たないようなアルファベットや数字の配列を作ることが重要なのです。
まとめ
個人情報を引き抜かれてしまわないためにも、強力なパスワードを設定するよう心がけましょう。複数のパスワードを使い分けることも、個人情報流出防止につながります。