目次
どうして迷惑メールが届くの?
迷惑メールが届くと、ネットやSNSの扱いに慣れている人であれば削除や契約会社に報告するなど、適切な処理が行えます。しかし、使い慣れていない人の場合、詐欺に遭ってしまうかもしれません。どうして迷惑メールが届いてしまうのでしょうか。
- プログラムを使用して、実際にありそうなアドレスを作って送信している
- ネットで掲載されている、利用者のメールアドレスを集めて送信している
- おとりサイトに使用者を誘導し、登録させてメールを送っている
おとりサイトへの登録は、気が付かないうちに行ってしまうことが多々あります。
『迷惑メール』にありがちな特徴4選!
迷惑メールに見られやすい特徴とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
1.身に覚えのない金融機関からのメールが届く
金融機関からのメッセージが届くと、正直驚いてしまいますよね。詐欺をする人は、人間の心に巧みに揺さぶりをかけてくる達人です。お金は、生活と切り離せないもの。下記のような内容かつ、身に覚えのない内容のメールには要注意!
- 口座確認を装う内容
- クレジットカードの使用不可の内容
- Webサイトをクリックするよう誘導する内容など
覚えがないお金の請求が来ても、慌てて振り込みを行うなど、すぐに行動を起こしてしまうのはよくありません。
2.とにかくたくさんのメールが届く
スマホやパソコンを立ち上げたら、すでに数十件から数百件の迷惑メールが届いていることがあります。
- 広告や宣伝の内容メールが大量に届く
- 付属されているファイルを開くと、ExcelやWordにパスワードが設定されたり、自分に届いたものと同様の内容のメールを他者にも送信してしまう可能性がある
たくさん迷惑メールが来たときは、開封しないというのが鉄則です。
3.日本語がおかしく、アドレスが不自然
日本語に違和感があったり、大手企業の名前とよく似た名前が使われているけどアドレスに違和感がある場合は、迷惑メールや詐欺メールである可能性が高いです。
- 漢字の送り仮名や文章の内容が不自然
- 有名な企業のスペルに違和感がある…「cがk」になるなどスペルが公式のものと異なっていたり、企業名の中に「.」が含まれているなど
怪しいメールが届いたら、まずはアドレスをチェック!アドレスの最後が「.cn」の場合、中国からメールが届いていることもあるので用心しましょう。
4.いきなり親し気な内容のメールが届く
ありふれた苗字を要件に入れ、あたかも知り合いかのような文章を送ってくるメールにも注意が必要です。
- 「先日はお世話になりました」など、身に覚えのない内容のメール
- 無視すると立て続けに同じ人から何件もメールが入る
- 無視を続けると、脅迫めいた内容の文章が送られてくることもある
知らない人からの、身に覚えのないメールも、開封せずゴミ箱に入れてしまうのが無難です。本当に用事があるなら、複数回電話がかかってくるかもしれません。
5.アカウントの停止など、届いた人の不安を掻き立てるような内容のメール
不正使用などの身に覚えのないことに対して、届いた人の不安を掻き立てるような内容のメールが届くと内心あたふたしてしまうかもしれません。
- 使用しているサービスの身に覚えのない利用停止勧告
- 身に覚えのないサイトの、高額な利用料金の請求…訴えるといった内容のメールが届くことも
文字での勧告なので、本当かどうかわからないというのも、不安に駆られる大きな要因のひとつといえます。
迷惑メールが届いたときにやってはいけないNG行為
迷惑メールが届いたとき、ついやってしまいがちなNG行為は以下の通りです。
- 付属のファイルやURLを開封してしまう
- 身に覚えのない利用料金の請求やアカウントの停止勧告に反応してしまう
- 知らない人からのメールに返信した
- 公式サイトや運営会社に問い合わせをしないまま、言わるがままお金を指定の口座に振り込んだ
ついやってしまいがちななことも含まれているので、この機会に是非チェックしておきましょう。当たり前のように感じるかもしれませんが、いざとなったときに冷静な判断ができるよう、自分には無関係と思わずチェックしてみてくださいね。
まとめ
迷惑メールや詐欺メールは、相手に返信しない、リアクションしないということが重要です。怪しいと思ったら、メールは開封せず、そのままゴミ箱に入れて処理しましょう。