目次
柔軟剤を混ぜるのはOK?
柔軟剤を混ぜるのは香りの配合が目的だと思います。柔軟剤を選ぶ時、ふわふわ感も大切ですが、やっぱり香りで選んでいます。
柔軟剤の香りはスウィート系、フローラル系、フルーティ系、ベリー系、グリーン系、シトラス系、ウッディ系などさまざまな香りがありますよね。
ですが、香りが想像通りでなかったり、物足りない時、もっと自分が好きな香り、自分にあった香りがあるのでは?と思いますよね。
実は、私は柔軟剤を混ぜるのが好きで、お気に入りのブレンドもあります。
以前、フローラル系を使っていた時、ちょっと花の香りが強すぎて、試しにグリーン系と混ぜたら好きな香りになったことがきっかけでした。
この記事では柔軟剤を混ぜる方法なども書きましたが、あくまでも個人の話ですので、実際に柔軟剤を混ぜる際は、自己責任でお願いします。
危険な化学反応はおきない
洗剤の場合、異なる洗剤を混ぜると化学案のをおこすことがあるので危険だと聞いたことはありますが、柔軟剤の場合、異なる柔軟剤を混ぜることで化学反応をおこし、危険なガスが発生することはないようです。
つまり、異なる柔軟剤を混ぜても危険な化学反応はおきないということです。
固まることもある
異なるメーカーの柔軟剤を混ぜると固まって使えなくなってしまうことがあります。柔軟剤として有名な「レノア」の場合、他の柔軟剤と混ぜると固まるケースがあるようです。
固まり始めならよく振ることで少しは戻るようですが、振っても固まったままなら温度の高い部屋に置いておくと液体に戻ることがあります。
実際に香りをブレンドしてオリジナルを作っている人の口コミが多数あります。その人達が柔軟剤を混ぜる理由や感じたことなどをまとめてみました。
柔軟剤を混ぜる理由は?
- 買った柔軟剤が好きな匂いではなかったので混ぜて匂いを変えようと思った。
- 購入した柔軟剤の香りが好きじゃないので他の匂いと混ぜて匂いを変える。
- 香りが物足りなかったので他の香りを混ぜてみた。
- 試しに混ぜてみたら好きな香りになったので混ぜて使っている。
- 柔軟剤を混ぜる時は同じブランドの柔軟剤を混ぜている。
- 自分にあった匂いの柔軟剤が無いので自分でブレンドするしかない。
- 自分がつけている香水に合わなかったので混ぜてみた。
- 色々な匂いを楽しみたかったから混ぜてみた。
- インターネットで混ぜる方法が紹介されていたので試してみた。
香りにこだわりがある人が柔軟剤を混ぜる傾向があります。
柔軟剤を混ぜる際のポイント
柔軟剤を混ぜる際のポイントを紹介します。
想像した香りになるとは限らない
混ぜる柔軟剤の香りによって、自分が想像した通りの香りになるとは限りません。混ぜたら嫌いな香りになったということがありますので、まずは少量作って香りを確認しましょう。
柔軟剤を半分ずつ同量に混ぜるのはNG
柔軟剤を同量に混ぜるとそれぞれの柔軟剤の安定性が壊れてしまう可能性があります。また、混ぜたか香りが強く出てしまいますので注意しましょう。
同じブランドの柔軟剤を混ぜる
同じブランドの同じシリーズの柔軟剤をまぜましょう。柔軟剤の種類によってはまぜるとかたまってしまうものもあります。同じメーカーの同じシリーズの柔軟剤をまぜるのがベストです。
柔軟剤を混ぜる方法
柔軟剤を混ぜる目安
柔軟剤は2:1や3:1の割合で混ぜましょう。クセのないベースとなるさわやか系の香りが2:強めの香りや個性的な香りが1の割合がベストです。
また、混ぜ合わせる香りにクセがあり強い香りがする場合は量を減らして、ベース3:1の割合がおすすめです。
香りの組み合わせ
柔軟剤の香りはスウィート系、フローラル系、フルーティ系、ベリー系、グリーン系、シトラス系、ウッディ系などさまざまな香りがあります。
香りのブレンドも多数ですが、強い香り同士だと香りがケンカして想像した香りとかけ離れた香りになる可能性があります。そこで、おすすめのブレンドを紹介したいと思います。
ベースとなる香りは「シトラス系」「柑橘系」「フローラル系」がおすすめです。この3つの香りは他の香りと喧嘩せずに混ぜやすい香りです。また人気の香りでもありますのでイメージと大きく変わることが少ないです。
具体的な合わせ方として
- フローラル系+フルーティ系
- 柑橘系+グリーン系
- シトラス系+ローズ系
混ぜ合わせる香りが同系またはさわやか系だとマイルドな香りになりますので初めての方におすすめです。
規定量の柔軟剤を混ぜる
柔軟剤は容器に記載されている使用量を守りましょう。柔軟剤を入れすぎると衣類の繊維が水分を吸収しにくくなり、柔軟剤の成分が衣類に残りやすくなります。
香りを強くつけたいから柔軟剤をたくさん使う人もいますが、柔軟剤の柔軟効果や静電気防止効果は変わりません。逆に柔軟剤を入れすぎて吸収性が悪くなり、汗を吸い取らず肌に残ってべたべたしてしまうこともあります。
柔軟剤を混ぜるタイミング
柔軟剤を混ぜるのは洗濯する直前に混ぜましょう。香りは時間の経過とともに変わってきます。柔軟剤には安定剤が含まれており、香りの変化がおきにくようになっていますが、完全ではありません。せっかく気に入ったブレンドができても作り置きしたりするのはやめましょう。
おすすめはソフラン
柔軟剤で人気のソフランは香りの種類が豊富ですので、さまざまな柔軟剤の組合せで自分にあった香りを作りことができます。ソフランの公式サイトで、柔軟剤を混ぜる方法や組合せ、分量などを紹介していますので参考になります。
アロマミックスのやり方
- ボトル表示の「使用量の目安」より、洗濯物量にあわせて使用量を計算し、それぞれのキャップで計量してください。
- 洗濯機の柔軟剤用投入口に注ぎます。※ボトルの中で混ぜ合わせるのではなく、投入口でミックスしてください。
- 混ぜる割合は3:1。洗濯物量6kg(水65L)の場合、アロマリッチ全体の使用量の目安が40ml → 例:ジュリエット30ml、スカーレット10mlを計量してください。
ソフランの香りの組合せ
ソフランの香りの組合せごとに柔軟剤の配合やブレンド後の香りの説明がありますので読んでいて楽しいですよ。
ちなみ私は商品名「Ellie (エリー)」をベースに、商品名「Sarah(サラ)」を3:1の組合せが好きで時々作っています。
商品名「Ellie (エリー)」の特徴
さわやかでナチュラルな香り。清潔感のあるグリーンアップルやピーチに、ミュゲやローズのフローラルを加えた、さわやかでナチュラルな香りです。
商品名「Sarah(サラ)」の特徴
みずみずしく透明感のある香り。ペアーやマリンのフレッシュさに、ミュゲやウォーターリリーのホワイトフローラルを加えたみずみずしい香り。
柔軟剤と洗剤を混ぜるのはNG!
柔軟剤と柔軟剤を混ぜるのは問題ありませんが、柔軟剤と洗剤を混ぜるのはNGです。柔軟剤と洗剤を混ぜると成分が分離し、固まることがありますので注意しましょう。
柔軟剤は「陽イオン界面活性剤」という成分が使われ、繊維につきます。洗剤は「陰イオン界面活性剤」という成分が使われ、繊維の汚れを剥がします。柔軟剤と洗剤は全く異なる作業をしていますので、混ぜると喧嘩します。
洗濯機の洗剤投入口に間違って柔軟剤を入れてしまうと、成分が固まって流れず洗濯機の故障の原因になる可能性がありますので注意しましょう。
最後に
柔軟剤を混ぜることで危険なガスが発生するなどはありませんが、異なるメーカーやブランドを混ぜ合わせると固まりますので注意しましょう。
自分に合ったオリジナルの香りを作りたくてさまざまな香りをブレンドしていますが洗濯物に合わせて香りを変えています。
バスタオルの場合は、シトラス系と柑橘系を混ぜる、Tシャツ類はベリー系とグリーン系を混ぜるなど、柔軟剤の香りで遊んでみてはいかがでしょうか。