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徳ってどんな意味?
徳を積む、徳が高いとよく聞くが、徳とはいったいどのようなものなのか気になりますよね。まずは、徳とはどのような意味を持っているのかをチェックしてみましょう。
- 徳…人に対して行う善い行い
徳とひと言で言っても、大まかに分けて2つ種類があります。
- 陽徳…人に直接善い行いをして、直接感謝される
- 陰徳…見返りなどを求めず、善い行いをする
普段使われている徳は、陰徳であることが多い傾向です。
『徳が高い人』の特徴4選!
徳が高い人には、以下のような特徴がみられることが多いです。
1.見返りを求めず行動できる
徳が高い人は、目の前で困っている人を見捨てることがありません。
- 自分の好き嫌いや損得勘定にかかわらず、困っている人を助ける
- 自分が行った行動に対して、感謝されなくても構わない
相手が幸せになったり助かったと思ってくれれば、それで十分だと感じやすいのです。
2.基本的にポジティブ思考
徳が高い人は、基本的にポジティブ思考であることが多い傾向です。
- 周囲の人が元気になれる言葉をかける
- 感情的にならず、冷静に周囲の状況を分析し、どうすべきか導き出せる
- 失敗にめげず、学ぶべき部分を見つけ、ひたむきに努力する
落ち込むことがあったとしても、長時間くよくよせず、前を向いてどうすべきかを考えて行動し始めます。
3.朗らかで、心に余裕がある
いつもニコニコしていて、どこか余裕がある人は、徳が高いことが多いです。
- 自分の感情に振り回されにくい
- 基本的に、非常に穏やかな性格
- いろいろな面に恵まれていいることが多く、心にゆとりがある
- 感情のコントロールが上手で、取り乱さない
常に朗らかなので、人や動物から好かれやすいのも特徴のひとつといえます。
4.責任感が強く、いつでも謙虚
徳が高い人は、常に謙虚で努力を惜しみません。
- 頼まれたことは、責任をもって最後まで行う
- 仕事が丁寧で、指摘された部分はすぐに手直しする
- 手柄の独り占めは絶対にしない
- 自分の成し遂げたことでも周囲に感謝し、謙虚な姿勢を崩さない
天狗にならないのは、さらなる高みを目指しているからです。
徳を積む方法
今日から試せる徳を積む方法を、まとめてみました。
- 掃除をする…自宅の掃除はもちろん、職場や公道のゴミ拾い、トイレを綺麗に使うなど
- 寄付を行う…見返りを求めず人を助ける行動。寄付を考えている団体のことをよく調べ、寄付をすると安心
- 笑顔を心がける…周りを笑顔にし、いつも微笑みを絶やさないことを顔施といい、徳を積む意味を持っている
大きなことを成し遂げるのではなく、日ごろからの積み重ねが徳を積むためには重要になります。寄付をする場合も、大きな金額を一気に寄付するのではなく、今の自分の負担にならない額をこまめに寄付することが重要なのです。
まとめ
徳を積むことは、決して難しいことではありません。特別なことだと線引きせず、自分ができることから無理なく取り組んでみましょう。