エアコンの冷房が効きづらくなってしまう『NG行為』5選

エアコン

7月に入ると気温も一気に上がり、部屋にいてもエアコンの冷房が欠かせなくなります。そこで今回は、エアコンの冷房が効きづらくなってしまうNG行為や対処法を解説していきます。この夏も暑さに負けず乗り切るため、ぜひチェックしてみてください!

夏本番!暑さに負けないためにエアコンの冷房が必須

エアコンの近くにあるひまわりと観葉植物

7月に入り、今年はすでに35℃を超える真夏日を記録する日が増えてきました。6月の下旬頃から暑い日が増えていたため、すでにエアコンの冷房機能を使っていたという人も多いでしょう。

そんな夏本番に入る頃には、日本のすべてのご家庭や施設でエアコンの冷房が必須となります。室内であっても、エアコンの冷房がなければ熱中症になってしまう恐れがあるので、電気代などを気にして「つけるのをやめる」という選択は控えるべきです。

とはいえ、1年ぶりにエアコンの冷房機能を使うというご家庭もあると思います。久しぶりにエアコンを稼働させると「なんだか効きが悪い」と感じることもあるでしょう。

エアコンの冷房が効きづらいと感じる場合、エアコンや室外機のお手入れ不足、また設置環境などが原因となっていることも多くあるので、今一度見直してみましょう。

エアコンの冷房が効きづらくなってしまう『NG行為』5選

ここでは、エアコンの冷房が効きづらくなってしまうNG行為を紹介します。エアコンの冷房が効きづらいと感じている方は、ご家庭で紹介するようなNG行為に当てはまっていないか確認してみてください。

1.エアコンのフィルターを掃除していない

エアコンのフィルターを掃除していないと、フィルター部分やファン部分に埃が溜まってしまい、エアコンから排出される冷たい風が部屋へと送り込まれなくなってしまいます。

最近のエアコンには、内部クリーン運転などの機能が備わっているものも多くありますが、エアコンのフィルターは2週間〜1ヶ月に1回を目安に掃除することが理想です。

2.室外機の吹出口の周辺に物を置いている

エアコンが効きづらくなる原因には、室外機が大きく影響していることも多くあります。室外機の吹出し口周辺に物が置かれていると、エアコンを稼働した際の熱を放出できず、エアコンの運転効率に影響を及ぼします。

室外機から周囲20cmは物を置かないようにし、エアコンが稼働している際にしっかり熱を排出しやすいよう環境を整えておきましょう。

3.室外機が直射日光に当たる環境に置かれている

室外機が直射日光に当たる環境に置かれている場合、せっかく熱を排出しようとしているところに直射日光の熱が降り注いでいる状態となっています。

すると、エアコン稼働時の熱を上手く排出していても、直射日光を浴びたことによる熱が溜め込まれてしまうため、エアコンの稼働効率が下がる原因となります。

基本的に室外機を設置する際は、こうした環境を考慮して設置場所を決めてくれる業者さんが多いですが、直射日光が当たる場所に置かれている場合は、サンシェードを取り付けるなどの工夫が必要です。

4.直射日光が部屋に入り込んでいる

「エアコンの冷房をつけているのに、なぜか部屋の中が冷えない」と感じる時、直射日光が部屋の中に差し込んでいないかどうか確認しましょう。

特に、2階以上は直射日光が部屋に差し込みやすいため、時間によっては冷房機能をつけていても暑さを感じやすいことも多くあります。

直射日光の熱によって冷房が効いていないと感じている場合は、遮光性の高いカーテンを引いたり、同時に扇風機などを活用したり工夫すると良いでしょう。

5.パソコンなどの家電を一度に多数稼働させている

エアコンの冷房をつけている部屋で、パソコンなどの熱を放出しやすい家電を一度に多数稼働させている場合、エアコンの冷房で部屋を冷やしていても、放出されている熱によって部屋が暖まってしまう事例もあります。

部屋の広さに対して、熱を放出する多くの家電が置かれている場合は、一度に稼働させる家電の数を制限したり、どうしても一度に稼働させていなければいけない場合は、エアコンの性能が部屋に適しているか確認してみましょう。

エアコンの効きが悪い時に試したい対処法

エアコンの清掃業者と女性

エアコンの効きが悪いと感じた場合、紹介したようなNG行為に当てはまっていないかどうか確認しましょう。その上で、以下のような対処法をとることで、運転効率が上がる可能性があります。

  • サーキュレーターや扇風機を併用する
  • 冷房をつける前に送風機能で部屋の空気を循環させる
  • エアコンを使う部屋に遮光性のあるレースカーテンを取り付ける
  • 室外機やエアコンのフィルターは定期的に掃除する
  • 室外機の置き場所や環境を改める
  • 室外機から周囲20cm以内にある物を退かす

これらの対処法を実践しても効きが悪いと感じる場合は、エアコンの年数が10年以上経過していないかどうか確認してみましょう。エアコンの寿命は約10年と言われているため、10年以上経過しているエアコンは、性能が現在の環境に対して劣っている可能性が高いです。

最新式のエアコンに買い換えることで、省エネ性能によって電気代節約につながるケースも多いので、古くて性能が悪くなっていると感じるエアコンは買い替えを検討することをお勧めします。

エアコンの運転効率を上げて室内を涼しく!

いかがでしたか。エアコンはちょっとした影響で運転効率が下がり、冷房機能を稼働していても効きが悪いと感じることがあります。今回紹介したNG行為が当てはまっていないか確認し、当てはまっている場合は早めに改善しましょう。

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