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砂糖の保存方法を間違えると起こること
基本的に砂糖には、賞味期限がないといわれています。これは、砂糖が高度な技術を用いて精製されており、不純物がほぼ含まれていないためです。しかし、下記の変化がある場合は破棄しなければならないので注意しましょう。
- 変色
- 劣化によって溶けだしている
保存方法を間違えると、破棄しなければならなくなる事態を招くこともあります。どのような方法で保存すべきではないのか、チェックしてみてくださいね。
砂糖にしてはいけない『間違った保存方法』5選
砂糖にすべきではない、間違った保存方法は以下の通りです。
1.直射日光が当たる場所で保存する
食品は、基本的に直射日光が当たる場所で保存すべきではありません。不純物をほとんど含んでいない砂糖であっても、直射日光は避けるべきです。
- 日光の高温で、砂糖の表面が溶ける
- 温度変化が激しく、劣化しやすい
砂糖は、温度が高い場所に置いておくと溶けてしまいます。溶けたものは劣化しやすく、再利用したりそのまま放置してしまうのはNG。
2.コンロの横に置く
砂糖は溶けてしまうのは、直射日光だけが原因とは限りません。温度の高いものの近くで保存してしまうと、溶けだしてしまいます。台所の中で特に注意すべき保存場所ともいえるのが、コンロの近くです。
- 火を扱うので、溶けやすい
- 温度変化が激しい
火の近くに調味料を置いてしまうと、調味料の形状が変化するだけでなく、容器が変形したり燃えてしまうことがあります。
3.空気に触れやすい保存環境
砂糖は、空気に触れる環境での保存に不向きな調味料です。
- 密閉することができない容器で保存する
- 袋のまま保存し、封をしっかりと閉じていない
砂糖の保存容器に隙間があると、虫の侵入にもつながります。虫が砂糖の中で繁殖してしまうと、砂糖を破棄しなくてはならなくなり、場合によっては健康を害してしまう恐れもあります。
4.冷蔵庫で保存する
砂糖は、冷蔵庫での保存に不向きな調味料です。
- 庫内が乾燥しているため
- 冷蔵庫の開閉による温度変化があるため
砂糖は、乾燥が原因で固くなってしまいます。温度変化にも弱いので、冷蔵庫で保存するときは注意が必要。
5.匂いが強いものと一緒に保存する
砂糖は、匂いが強いものとの相性が良くありません。
- スパイス
- 薬味など
砂糖に匂いが移ってしまい、料理のクオリティに影響を及ぼしてしまいます。
砂糖の正しい保存方法
砂糖の正しい保存方法は、以下の通りです。
- 密閉容器に入れて保存する…しっかりふたが閉まる瓶容器、ジップロックなど
- 温度変化が少ない場所で保存する…戸棚などがおすすめ
- 乾燥しないよう管理…乾燥すると、砂糖がカチカチに固まってしまうため
砂糖が乾燥してしまったときは、濡らしたキッチンペーパーを容器とふたの間に挟んだり、切り吹きを振りかけるなどの対処方法が有効です。
まとめ
砂糖は、正しい保存方法を守ることで、品質を守りつつマイペースに使用できる調味料です。長く保存する方法を身に着け、いつでも高品質な砂糖が使用できるよう管理してくださいね。