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セミがひっくり返っている!生死がわからない!
今から通ろうと思っている道路や、洗濯を干そうとしているベランダに、セミがひっくり返っているとなると警戒する人が大半です。セミが死んでいればなにも起こりませんが、生きていると急に雄叫びをあげながら暴れるので驚きますよね。
そんなときにチェックしたいのが、セミが生きているか死んでいるかを見極めるポイントです。セミの生死を見極めるコツを、チェックしてみましょう。
セミが生きているか死んでいるかを瞬時に確かめる『裏ワザ』
セミの生死を瞬時に見極めるためには、以下のポイントをチェックしてみましょう。
セミの足に注目
遠目からでも比較的チェックしやすいのが、セミの足です。
- 足が開いている…大体生きている
- 足が閉じている…死んでいることが多い
大概の虫は、死んでしまうと足が縮んで体の中央に集中します。そうでなければ、まだ息があることが多いです。遠目からでしかチェックできない場合は、スマホのカメラを起動させ、ズーム機能などを使用しましょう。
動くかどうか、しばらく観察
セミが生きている場合、なんらかの動きがある可能性があります。怖くなければそのまま近寄り、足の状態をチェックしてみるのもアリです。見守っても全く動かない場合は、少し近寄ってさらに様子を観察してみてください。
長い棒などで足元をつついてみる
セミが生きていれば、足に触れたものにしがみつくことが多いです。棒などをおなかや足の部分に差し出したり触れさせても全く動かないときは、死んでいるかも。
セミはあまり目がよくないので、視界に入ったものにしがみつこうとします。それを利用して、棒にしがみつこうとするかを確かめ、息があるかをチェックする方法もあります。
生きているセミと死んでいるセミへの対処方法
生きているセミと死んでいるセミ、それぞれへの対処方法は以下のものが挙げられます。
- 生きているセミ…棒などの長いものを使って捕獲し、棒の長さを活かしてそのまま自然に返してあげる
- 死んでいるセミ…ホウキなどで掃き、迷惑にならない場所に寄せて、自然の摂理に任せる
セミに限らず、昆虫の死骸は、決して無駄になるわけではありません。もしセミが死んでいるのであれば、アリが行き来するような場所に置くとアリの貴重なエサになるのです。次の命をつなぐ意味を込めて、もしセミが死んでいたら死骸を置く場所に少し気を配ってみてくださいね。
まとめ
セミの命は、非常に短期間で燃え尽きます。生きているのであれば、棒などを用いて木などとまれる場所に移動させ、死んでいるようであれば踏まれないような場所に移してあげましょう。