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エアコンをつけてるのに部屋が暑く感じる問題には原因が!
6月頃になると、毎年日本は蒸し暑さを感じるようになります。真夏シーズンへと入るにつれて、耐えられないほどの高い外気温を記録するため、家の中にいる時もエアコンの冷房機能は欠かせません。
しかし、エアコンをつけているのに、なぜか部屋が暑い、冷えていないと感じることはありませんか。このような場合には、いくつか原因が考えられるので、夏本番を迎える前に、対処する必要があります。
エアコンの冷房が効きづらい!部屋が冷えない5つの原因
エアコンの冷房が効きづらいと感じた時、部屋が冷えない原因は主に5つあります。ここではエアコンの冷房機能を稼働させても部屋が冷えない原因を解説するので、心当たりのある方は早急に対処しましょう。
1.エアコンが経年劣化している
エアコンの冷房が効きづらい時に最も可能性のある原因として考えられるのは、エアコンが寿命を迎え、経年劣化している可能性です。
エアコンは、通常10年を使用目安に製造されているものが多く、長くても13〜14年と言われています。また、少し古い型の場合、性能が現在の日本の夏の暑さに対応しきれていない商品も多くあるため、冷房が効きづらくなっている可能性が高いです。
さらに、経年劣化によって冷房ガスに漏れが生じ、エアコンの効きが悪くなることもあります。気になる方は、一度メンテナンスしてもらうと良いでしょう。
2.室外機が放熱できない状態になっている
エアコンの冷房が効きづらいと感じた場合、室外機に原因があることも多くあります。
室外機は、熱を放出できる状態でなければ運転効率が悪くなってしまうため、室外機の周りに物が置かれていると、放熱できずに冷房の効きも悪くなることがあるのです。
室外機の周辺にプランターやガーデニング用品、ゴミを置くケースなどが置かれていないかどうか確認しましょう。物が置かれている場合は、室外機、または置かれている物を移動させてください。
3.室外機に直射日光が当たっている
室外機は、一般的に日陰になっている場所に設置されます。しかし、なんらかの理由により、直射日光が当たる場所に設置されることもあります。
室外機に直射日光が当たってしまうと、室外機に熱がこもってしまい、運転効率が悪くなったり、室外機の故障につながったりします。
すると、エアコンの冷房も効きが悪くなるため、エアコンをつけても「なんだか部屋が暑い」と感じるようになってしまうのです。
4.エアコン自体が部屋の広さに見合っていない
別の部屋や家に引越した後、エアコンの効きが悪くなったと感じる場合は、エアコンの性能が部屋の広さに見合っていない可能性があります。
エアコンには、それぞれ「◯畳用」と部屋の広さが指定されています。これはその部屋の広さに適したエアコンを選ぶことで、製品のパフォーマンスを最大限に発揮するためです。
しかし、部屋の広さに対してエアコンの性能が適していないと、エアコンをつけてもなかなか部屋が冷えず、効きづらいと感じてしまいます。
5.フィルターが汚れていて運転効率が下がっている
エアコンのフィルター掃除は、2週間に一度を目安に行うことが理想とされています。最近では、自動で内部を掃除できる機能が搭載されているものもありますが、やはり定期的にフィルターは掃除するべきです。
フィルターが汚れていると、運転効率が悪くなるため、エアコンの冷房機能を稼働させていても部屋がなかなか冷えない現象が起こりやすくなります。
エアコンが効きづらい時に実践したい対処法とは?
エアコンが効きづらいと感じた時に、まずは以下の方法を実践してみましょう。
- 室外機を掃除する
- 室外機の配置環境を見直す
- フィルターが汚れていないか確認し掃除する
- 10年以上経っているものはメンテナンスをする
- 経年劣化が確認されたら買い替えを検討する
室外機の場所を見直したり、掃除を行うことで運転効率が上がることは多くあります。また、フィルターが汚れていないか確認し、汚れが目立つようであれば掃除しましょう。
エアコンのメンテナンスは定期的に行うべきですが、10年以上経っている場合は、一度念入りにチェックしてもらいましょう。ただし、製品自体が10年を目安に製造されているため、故障箇所が見つかっても修理できない可能性があります。
10年以上経っていて経年劣化が見つかった場合は、修理するよりも買い替えを検討した方が、修理費用や今後かかる電気代などを考えるとお得な例が多いです。
10年以上経っているエアコンは買い替えも視野に入れて
いかがでしたか。エアコンは経年劣化によって機能効率が下がる事例は多くあります。10年以上経っているエアコンは、性能も最新のエアコンより低く、運転効率も悪くなっているでしょう。長年使っているエアコンの効きが悪いと感じたら、買い替えも視野に入れることをおすすめします。