お寿司を食べる時の『NG行為』5選!実は間違っている食べ方とは?

握り寿司

日本人にとって馴染みの深い日本食といえば、お寿司ですよね。祝いの席はもちろん、家族で外食する時にも回転寿司店に訪れる人は多いでしょう。しかし、意外とお寿司を食べる時のマナーを知らない人は少なくありません。そこで今回は、お寿司を食べる時のNG行為を改めてご紹介します。

日本食の代表料理『お寿司』のマナーを知ってる?

握り寿司

今では世界中でも人気の高い日本食。そんな日本食の代表料理といえば『お寿司』ですよね。お酢で味付けしたシャリに新鮮なネタを載せて食べるお寿司は、日本人にとってなじみが深く、美味しい一品です。

しかし、日本食の定番でもあるお寿司を食べる際、意外にも「お寿司を食べる時のマナー」を正しく知らないという人も少なくありません。

大人になると、高級なお店に行く機会や会食でお寿司を食べる機会も増えてくるので、日本人のたしなみとして、お寿司を食べる際のマナーを知っておきましょう。

実は間違い?お寿司を食べる時の『NG行為』5選

ここでは、お寿司を食べる時のNG行為を紹介します。意外と知らないマナーや誤って覚えていたマナーを信じている人も多いので、この機会に改めてお寿司を食べる時のマナーを覚えておきましょう。

1.濃い味や脂の乗ったお寿司から食べる

お寿司は繊細な味わいを楽しむ料理でもあるため、基本的に淡白な味のものや脂の少ないものからいただくことが推奨されています。

濃い味や脂の乗ったお寿司から食べることが絶対にNGというわけではありませんが、お店の方が出してくれたネタ本来の味をきちんと楽しむためにも、なるべく濃い味や脂の乗ったお寿司は後回しにし、まずは味の薄い繊細な一品からいただきましょう。

2.醤油をシャリにつける

お寿司を食べる時に醤油をシャリにつけて食べる人をよく見かけます。しかし、お寿司の正しいマナーとしては、醤油をシャリにつける食べ方はマナー違反です。

醤油をシャリにつけて食べると、シャリが水分を吸ってしまい崩れやすくなるため、口に運ぶ際にボロボロと形を崩してしまう恐れがあります。したがって、正しくは「美しく食べにくいため、シャリではなくネタにつける」が正解です。

ちなみに、軍艦を食べる際は、添えてあるきゅうりをつまみ、きゅうりに醤油をつけて一緒に食べる方法が正しい食べ方となります。

3.ネタに醤油を多くつける

醤油はネタにつける、という食べ方を知っているという方も多くいますが、ネタに醤油をつける際、つけ過ぎには注意が必要です。

あまりにも醤油を多くつけ過ぎてしまうと、ネタの繊細な味がわからなくなってしまいます。これは、心を込めて作ってくれた職人さんに対しても失礼に当たるため、ネタに醤油をつける際は、ネタの端っこに少しだけつけるようにしましょう。

4.お寿司を一口齧ってお皿に戻す

お寿司を食べる際の基本的なマナーとして、お寿司は一口で食べるというものがあります。お寿司を一口齧ってお皿に戻す行為はご法度とされているため、絶対にやめましょう。

しかし、どうしてもお寿司が一口で入らないという方もいると思います。特に女性の方は、口が小さい方も多いので、必ず一口で食べることが難しい人も多いでしょう。

その場合は、一口食べた後、そのまま手や箸で持ったまま、次の一口をいただきます。二口あれば、お寿司は食べられるので、お皿には戻さず、そのまま手元に持ったまま、次の一口へ運びましょう。

5.ガリをお寿司と同様に手で食べる

お寿司を食べる際は、手でも箸でも問題ありません。しかし、口直しにガリを食べる際は、手ではなく必ず箸で食べてください。

あまり見かけることはありませんが、ガリを手で食べる行為はあまりにも不衛生です。マナー違反以前の問題として、周囲の人に驚かれてしまう行為なので、絶対にやめましょう。

お寿司を食べる時に押さえておくべきポイントを解説

握り寿司

お寿司を食べる時は、お寿司の繊細な味をきれいな食べ方で楽しむことを意識します。以下のぽいんを押さえておくと、不作法を回避できるでしょう。

  • 基本的にお寿司は箸でも手でもどちらでもOK
  • 淡白なものから濃い味(脂もの)の順に注文する
  • 一皿盛の場合は左から順に食べる
  • 醤油はネタの端に少しだけつける
  • お寿司はなるべく一口で食べる

これらの5つのポイントを押さえておくことで、お寿司の味を損なわず、美しく口に運ぶことが可能です。他にも細かいマナーはありますが、この5つを押さえておけば、マナーを知らない大人として白い目で見られることは少ないでしょう。

お寿司を食べる時は作法を意識して美しくいただこう

いかがでしたか。お寿司は日本食の代表的な料理ですが、意外と作法を知らない人は多くいます。この機会にお寿司の正しい食べ方を理解し、より美しい食べ方で、繊細なお寿司の味を楽しみましょう。

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