賞味期限切れの『納豆』は食べても大丈夫?食べてはいけないサインとは?

賞味期限切れの納豆は食べても大丈夫?

納豆は賞味期限が長い食材なので、一度購入しておくと重宝しますよね。しかし、賞味期限が長いがゆえに、食べ忘れてしまうことも多々あります。賞味期限が切れた納豆は、絶対に食べるべきではないのでしょうか?今回は、納豆が劣化しているときに見られやすいNGサインをご紹介します。納豆の適切な保存方法も、チェックしてみましょう。

納豆は賞味期限が長い食材

美味しそうな納豆

納豆は、基本的に賞味期限が長めに設定されていることが多い食品です。だからこそ、ついうっかり食べ忘れてしまうことも多々あるものです。

賞味期限が切れてしまった納豆であっても、劣化サインが出ていなければ食べることは可能であることが大半!どのような状態になったら納豆が劣化しているのか、把握しておきましょう。

食べてはいけない納豆の特徴

バツ印を出す主婦

食べてはいけない納豆の特徴は、以下のようなものが挙げられます。

1.納豆に普段見ないカビが発生している

納豆の表面に、普段見ないカビが生えているときは、食べない方が無難です。茶色い納豆の上にピンクやオレンジに近いカビが生えているのを発見したら、食べるのは断念してパックごと破棄してください。

カビの部分だけを取り除いても、カビの菌が納豆内部まで根を張っている可能性があります。食べてしまうと、食中毒を起こしてしまうかもしれません。

2.食感が変わる

食感が変わっていると、納豆が劣化している可能性が高いです。

  • シャリシャリした食感になる
  • 明らかに普段とは違ったとろみがある

シャリシャリした粒の正体は、アミノ酸が結晶化したもの。納豆が劣化したら現れる異変に一種ですが、食べられないというわけではありません。とろみの変化は明らかな劣化なので、食べるのは危険!

3.粘度が替わる

納豆といえば、かき混ぜたときに糸を引く粘度が最大の特徴です。納豆の粘度が明らかに変わってしまう場合は、劣化している可能性が高いので食べるべきではありません。

  • かき混ぜても糸を引かない
  • 全体的に水っぽさが目立つ

納豆をかき混ぜても糸を引かないのは、明らかな異常。もともと糸を引かない、粘度が弱い品種の納豆でない限り、劣化サインといえます。

4.カリカリに乾燥する

賞味期限を過ぎて、長い間冷蔵庫に放置されていると、納豆は水分が蒸発して豆が固くなってしまいます。水でふやかしても、食べられません。

納豆の賞味期限の目安

パックの納豆

納豆の賞味期限は、保存場所によって異なります。

  • 常温…パッケージの賞味期限の半分程度、暑い場所であればもっと短い
  • 冷蔵…保存場所に基本であり、パッケージ通りの賞味期限を守って消費
  • 冷凍…発酵が停止するため、約3か月保存可能

冷蔵庫と変わらない気温が常温で安定してキープできている場合は、常温での保存でも長持ちしやすくなります。そうでないのであれば、基本的に冷蔵庫での保管がおすすめです。

冷凍庫で保存すると、長持ちしやすくなりますよ。納豆が入手しにくい状況が長く続く場合は、一気にまとめ買いして冷凍保存しておきましょう。冷凍する場合は、パックごと保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫に入れるのが手軽な方法です。

まとめ

納豆は賞味期限が長く、安いため購入しやすい食品といえます。賞味期限だけでなく、劣化サインにも注目して、食べられるかどうかを見極めましょう。

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