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カビの発生原因
生活していると、気を付けていてもカビが発生するものです。まずは、カビの発生原因をチェックしてみましょう。
- 高い湿度が保たれている
- 適度で安定した温度
- ホコリやチリなどの栄養が豊富にある
カビが発生する条件は、すぐにそろってしまいます。気が付くと家の中にカビができていた、という経験は誰しもあるのではないでしょうか。家庭に発生するカビには、複数の種類があります。
カビの5つの色でわかる違いを解説
カビには、いろいろなカラーがありますよね。種類によって異なるカビの色を把握し、対策を練りましょう。
1.黒色
黒カビの特徴は、以下の通りです。
- 普段は空気中に漂っている
- 家の中のいたるところに発生する…エアコン内・カーテンなどの布類・お風呂場や洗面所のゴム部分・洗濯機など
- 一度できると深い根を張ることが多い
黒カビは、家のいたるところに発生します。一度発生すると、同じ場所に何度も発生することが多い、厄介なカビです。放置してしまうと、健康に被害を及ぼす可能性があります。
2.赤色
赤カビの特徴は、以下の通りです。
- 空気中に漂っている
- 水が多く、養分が豊富な場所にできやすい…お風呂場の床・浴槽・洗面所など
- 古くなったパンや野菜…毒性が強い菌なので、食べてはいけない
赤カビにはいくつかの種類があり、酵母菌がカビの原因となっていることもあります。赤カビは黒カビの餌になる可能性があるので、見つけたら放置せず、早めに除去してしまいましょう。
3.青色
青カビの特徴は、以下の通りです。
- 空気中に漂っている
- パンやお菓子などの食品に出やすい
ゴルゴンゾーラチーズなどに活用されることもある種類のカビなので、間違えて食べてしまっても健康に害を及ぼすことが少ない種類といえます。しかし、積極的に摂取すべきものではないので、できるだけ発生を抑えましょう。
4.黄色
黄色カビの特徴は、以下の通りです。
- 乾燥に強い種類のカビ
- カメラのレンズや糖分や塩分が高い食品に発生しやすい
カビであるにもかかわらず、乾燥の比較的強いつわもの。湿度と養分だけの条件で発生してしまうので、発生したときの状況などをよく思えておき、対策を練る必要があります。
5.緑色
緑カビの特徴は、以下の通りです。
- 土壌にいることが多い
- 家に使用している木や食材に発生しやすい
カビといえば、緑色を思いうかべる人は多いのででゃないでしょうか。緑色のカビは、木を腐らせてしまうため、家の壁や天井などに発生した場合は要注意!
カビの落とし方
いろいろな種類のカビはありますが、放置しておくのはよくありません。カビを見つけたら、以下の方法で撃退しましょう。
- 熱湯で煮沸する
- アルコールで除菌する
- 重曹やクエン酸を活用する
- 塩素系漂白剤を使って除菌する
カビを撃退したからそれでおしまい、というわけではありません。何度撃退しても、同じ場所に発生するのがカビの特徴です。カビの発生条件が再びそろってしまわないよう、撃退後の環境管理に注意しましょう。
水が多い浴室や台所は、水分の拭き取りや栄養素となる石鹸カスなどを残さないよう注意し、使用後は拭き上げたり換気などを行ってカビの再発を防ぐ工夫を実施してみてくださいね。
まとめ
カビには、複数の種類があります。危険度の高いものもあるので、少しだから大丈夫だと高を括るのはNG。カビは見つけ次第、できるだけ早く除去しましょう。