子どもに防犯ブザーを必ずもたせるべき『5つの理由』

防犯ブザーを鳴らす少女

子どもの行動範囲が広がり、親の目が届かない場所にいても、防犯ブザーを持っていると犯罪に巻き込まれるリスクを減らせます。子どもに防犯ブザーを必ずもたせるべき理由や万が一の時に防犯効果を発揮できるためのポイントをご紹介します

子どもに防犯ブザーを必ずもたせるべき『5つの理由』

防犯ブザーを鳴らす子どもと驚く不審者のイラスト

子どもは成長とともに通学をはじめ、友達同士で遊んだり習い事に行ったりなど、一人で行動する頻度が増えてきます。考えたくないことですが・・・不審者や犯罪者に遭遇する危険性は潜んでいるため、万が一の事態を想定して防犯ブザーを持たせることを検討するのがよいでしょう。

1.犯罪に遭遇した時に周囲へ危険を知らせることができる

口を塞がれたり、声が出せない状況の時、大きな音で危険を周囲に知らせることができます。特に子供は、恐怖によって声を出せなくなることが多いとのことですので、防犯ブザーの大きな音は助けとなるでしょう。

2.不審者が近づいてきたり犯罪を抑制する効果がある

防犯ブザーは見えるところに身につけておくだけで、不審者が近づくのを抑制することに役立ちます。犯罪に巻き込まれそうになっても、防犯ブザーが見えると「防犯対策ができている」と認識させることができるでしょう。

3.大きな音で不審者を驚かせて逃げることもできる

防犯ブザーの使い方は周囲へ危険を知らせる役割だけでなく、大きな音で相手を驚かせ、その一瞬の隙をついて逃げる使い方もあります。

襲われて音を鳴らした時、逃げる方向とは逆側に防犯ブザーを投げると、不審者や犯罪者が音を止めに注意の対象がそれた隙に逃げだすこともできます。小さな子どもには、この方法は難しいかもしれませんが、大きな音を発するだけでも不審者を動揺させる効果はあるはずです。

4.犯罪以外の緊急事態時にも役立つ

子どもがひとりで行動していると、不審者や犯罪行為の危険以外にも、起こりえる緊急事態があります。

  • 人目につかない場所で転んでしまい起き上がれなくなるような状況
  • 体調不良で声を出すことが難しいような状況
  • 誤って建物の中に入って出られなくなってしまった状況

万が一、このような予期せ事態に陥った時にも、防犯ブザーの効果を発揮できるでしょう。

5.災害時にも使える

大地震などいつ発生するか分からない災害時。子どもがひとりでエレベーターや建物内に閉じ込められてしまう可能性や、停電になって暗闇の中に取り残されてしまう恐れもあります。

防犯ブザーにはライト付きの物もあるので、停電した時には懐中電灯の代用としても効果を発揮できたり、大きな音で居場所を周囲へ知らせる効果もあります。

防犯ブザーの効果的な使い方

ランドセルの肩ベルトに付けられた防犯ブザー用

防犯ブザーは音が鳴るだけなので、身の安全を確保できるわけではありません。ですが、実際に防犯ブザーを使ったことで、未然に犯罪を防げたケースは存在します。いざという時にちゃんと使えるよう、以下の点を確認しておきましょう。

  • 子どもが日ごろから操作の練習をしておく
  • 電池切れになっていないか定期的にチェックする
  • 常に持ち歩くような習慣をつけておく

防犯グッズを持たせたことに安心するのではなく、万が一犯罪に巻き込まれそうになったら、逃げることや周囲へ知らせることなど、防犯に対する能力を高めておくサポートも重要です。

子供向けの防犯ブザーを選ぶときは以下を参考にしてください。

  • 子どもでも簡単に操作できるもので音量は85dB以上のものがおすすめです。
  • 防犯ブザーで重視したいのはデザインより実用性を重視してください。
  • 投げ捨てる際に壊れて音が止まってしまうことが無いよう丈夫なものを選びます。
  • 学校用のランドセル、習い事用のバッグ、など子どもが持ち歩く全ての鞄につけておきましょう。

防犯ブザーを取り付ける位置も重要!

子どもに防犯ブザーを付ける際、ランドセルの側面は取り付けやすい分部ですが、すぐに手が届かないこともあります。ランドセルでは、周囲から防犯ブザーが見えやすく、子どもの手も届きやすい『肩ベルトに付けられた防犯ブザー用のフック』が取り付け位置として適しているでしょう。

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