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子育ての理想と現実はかけ離れている
子どもを持つということは、とても素晴らしいことです。しかし、育児のキラキラしたイメージだけを握りしめたまま子どもを持つのは危険。子育ては、自分の時間を大きく削り、理不尽な局面も数多くあります。
子どもを育てられる経済力と環境だけがあったとしても、子育ては成り立ちません。忍耐や覚悟をもって、子育てに臨みましょう。
『子どもの育て方、間違えたかも…』と親が感じるシチュエーション4選
自分なりに一生懸命子どもを育ててきたけれど、子どもの行動や言動を客観的に見たとき子育てを間違えたかもと思う場面は複数あります。
1.自分のことが自分でできない
子どもは、なにもせず自立してひとり立ちするわけではありません。
- 着替えや明日の準備をしない
- 提出物の管理ができず、提出当日に発見する
- 食事の適切な管理ができず、好きなものだけを食べて嫌いなものは食べ残すなど
甘やかしすぎて子どものことをすべて親がやってあげたり、「今日だけ」の特別を毎日繰り返してしまうと、子どもは親に依存してしまいます。依存度が高すぎると、何歳になっても実家を出ず、親のすねをかじり続けてしまうかもしれません。
2.子どもが自分の話を全くしてくれない
子どもは、無条件に親のことが大好きというわけではありません。
- 学校であったことを全く話さない
- 体調不良でも黙っている
- 困りごとは、親でなく友達や担任教師にしかしない
幼少期、子どもの話に耳を傾けなかったり、子どもの意見を適当に聞き流していると、上記のようなことになりかねません。子どもの接し方を間違えた、親の責任が大きいケースもあります。
3.暴力的な言葉や行為が目立つ
自分は子どもに対して暴力的な言葉を使っていなかったとしても、同居家族などが遊び半分で使っている言葉や行動を子どもはまねします。
- 同級生や下級生など、弱い存在に暴力をふるう
- 大人に向かって想像を超えた罵声を浴びせる
- 同級生を恫喝し、恐怖で支配して言いなりにさせる
一緒に暮らす大人は、子どもに悪影響を与える言動を慎むべきです。テレビ番組なども、子どもの年齢を考慮したものを選びましょう。
4.身の回りの整理整頓ができず、部屋が汚い
子どもは大人同様、面倒なことを嫌い、楽な方へと流されてしまいがちです。
- 親が身の回りのことをすべて管理する…洋服や下着選び、子どもの交友関係など
- 親が、自分自身の身の回りの整理整頓ができていない
子どもが投げ出した面倒なこと、できていないことをすべて親が回収して完璧な形に仕上げてしまうのはNG。子どもにはきっちりしてほしいと願って、子どもだけを叱り、自分の身の回りの整理整頓ができていないのもNGです。
子どもが明るく元気に育つ方法
かわいいわが子には、周尾から愛される子供に育ってほしいものです。子どもの心を育み、元気で明るい子に育てるためには、以下のことを試してみてください。
- 親の理想を押し付けない
- 子どもの個性を認める
- 子どもの声に耳を傾け、こともと対等な関係を築く
- 基本的には自分のことは自分でできるよう、声掛けをして見守る
- 年齢に応じた距離を取り、成長を見守る
- 間違ったこと、周囲の人に迷惑をかけてしまうことは、手短に指摘する
- 感情に任せて怒鳴らず、諭すように叱る
- 過去のことまでさかのぼって長々説教しない
育児は、忍耐勝負です。子どもの言うことが理不尽であっても耳を傾け、真摯に向き合うのが親の務めという場面も多々あります。
まとめ
子どもを育てるということは、決して楽なことではありません。しかし、子どもと真摯に向き合うことは非常に大切なことです。子どもと向き合い、絆を深めつつ親子の時間を大切にしましょう。