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味噌汁の爆発は特別なことではない
味噌汁を温めるとき、鍋に付きっ切りで見張っていますか?おそらくほかの食事の用意などで、忙しくキッチンで動いている人が大半だと思います。
味噌汁は、出汁や麹が含まれています。それらの成分が鍋底に張り付いた状態で加熱してしまった場合、溜まった気泡が勢いよく沈殿物を押し上げるため爆発してしまうのです。爆発を防ぐ方法は、とっても簡単!事故やケガを招かないためにも、爆発を防ぐ簡単な方法を身に着けましょう。
味噌汁が大爆発する『絶対NG行為』とは?
味噌汁が爆発してしまう原因を、ご紹介します。
1.急激に温める
早く味噌汁を温めようとして、いきなり強火で温めてしまうのはNG!急激に温度が上昇すると、爆発してしまう危険性がかなり高くなります。
これは、ガスコンロなどの直火のみで起こることではなく、IHクッキングヒーターでも起こる可能性があります。火を使わないから大丈夫というわけではなく、加熱する際の温度の上げ方に問題があるのです。
味噌汁を温めるときは、強火ではなく中火~弱火で温め始めるのがおすすめ!料理を開始する前に味噌汁と冷蔵庫から出して常温である程度温まった状態から火にかけると、温まりやすく爆発を招きにくくなりますよ。
2.とろみのある味噌汁をかき混ぜずに加熱
とろみのある味噌汁には、以下のようなものが挙げられます。
- なめこの味噌汁
- 豆乳入りの味噌汁
- 納豆入りの味
- 噌汁介護食用にとろみをつけたものなど
とろみがある味噌汁は対流が起こりにくいため、鍋の中で温度差が出やすい傾向。鍋底の温度はどんどん上昇するけれど、対流が起きにくいため上部は冷たいままという状態になりやすいのです。その結果、爆発しやすくなってしまいます。
とろみがある味噌汁は、こまめに混ぜて人の手で対流を起こすように心がけましょう。
味噌汁を爆発させないためには
味噌汁を爆発させないためには、以下のポイントを試してみて下さい。
- 加熱前にかき混ぜる
- 徐々に加熱する
- 沸騰させる場合は、かき混ぜながら加熱する
味噌汁だけでなく、カレーやシチューも爆発する恐れがある料理です。再加熱する場合は、上記のポイントを守り爆発を防ぎましょう。
とろみが強いと爆発を起こしやすいため、なめこ汁や里芋入りの味噌汁などは特に注意してください。適度にかき混ぜるだけで危険を回避できるので、とっても簡単!
まとめ
味噌汁を爆発させないためには、急激な温度変化などを避ける必要があります。徐々に温め、かき混ぜるよう心がけ、安全面を保ちながら食事の準備を進めてくださいね。