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新鮮なゴーヤの選び方
ゴーヤといえば、夏のグリーンカーテンとして家庭菜園で育てている家庭が多い野菜です。店頭でも夏になると販売されているゴーヤは、以下のような選び方をすると鮮度抜群のものが購入できますよ。
- 緑色が濃いもの
- イボが密集していて、大きさがそろっているもの
- イボが固くて、実全体にハリがある
- 傷がないもの
- 手に持ったとき、ずっしりと重さを感じるもの
上記のようなものを選ぶと同時に、ゴーヤがNGな保存方法も把握しておきましょう。
ゴーヤにしてはけない『NG保存方法』4選!
ゴーヤの保存方法は、ほかの野菜と少し異なっている部分があります。入手したゴーヤの鮮度を保つためにも、NGな保存方法は知っておいて損はありません。
1.高温の場所で保存
ゴーヤは、未成熟の状態で収穫されており、収穫後も熟成が進む野菜です。温度が高い場所でゴーヤを保存しておくと、すぐに成長が進んで黄色くなってしまます。風味や食感を損なってしまうため、高温の場所での保存は避けましょう。
常温保存する場合は、風通しのよい場所に置き、その日のうちにゴーヤを消費するよう心がけてください。
2.種とワタを取り除かないまま保存
ゴーヤは、ワタと種から傷み始めます。丸ごと冷蔵保存していても、ワタと種が入ったままだと思いのほか早く傷んでしまうかもしれません。ゴーヤを入手したら、できるだけ早くワタと種を取り除いて保存しましょう。
3.濡れた状態のまま野菜室に入れる
家庭菜園などで収穫したゴーヤの表面が、濡れたままの状態なのはよくありません。ゴーヤは濡れたまま保存すると、腐敗が早まる可能性があります。ゴーヤを野菜室に入れる前には、しっかりと水分を拭き取って保存期間を縮めないようにしてください。
4.乾燥している環境で放置
ゴーヤは、乾燥を嫌います。水分を拭き取ってそのままの状態で野菜室に入れてしまうと、ゴーヤの表面が乾燥してしまうのでNG!ゴーヤを冷蔵保存するときは、乾燥を防止するため新聞紙やキッチンペーパーでくるむひと手間を加えて、鮮度を保ってくださいね。
ゴーヤの正しい保存方法
ゴーヤは、以下のような手順で保存しましょう。
- 包丁でゴーヤを縦に割り、ワタと種を取り除く
- きれいに洗い、水気が残らないようにキッチンペーパーで拭き取る
- 乾燥を防ぐため、新聞紙でくるむ
- 野菜室に立てて保存
ワタを取ることで、1週間ほど保存可能になります。大量にゴーヤが採れたときは、刻んで冷凍保存もできます。冷凍保存する場合は、刻み終えてしっかり水分を吸い取り、急速冷凍しましょう。冷凍すると、保存期間は1か月ほどまで伸ばせます。
まとめ
ゴーヤは、正しい保存方法を守ると、新鮮な状態をキープしやすくなります。冷蔵だけでなく冷凍での保存もできるので、ゴーヤの数や自宅の収納スペースなどを考慮して保存方法を選びましょう。