目次
長期保存に優れた缶詰は年々需要が高まっている
近年、缶詰の種類が徐々に増えてきています。一昔前であれば、ツナ缶や鯖缶などのお惣菜系の缶詰や果物を詰め込んだ缶詰が主流でしたが、最近ではお惣菜系缶詰のラインナップも増え、さらにスイーツなどの缶詰も増えてきています。
そして、東日本大震災が起こったことを機に、長期保存できる災害時にも便利な缶詰は、需要が高まっています。お菓子やちょっとした食事の缶詰なども非常食として販売され始めているため、より缶詰の正しい処分方法を理解する必要が出てきているのです。
缶詰は正しく処分すればリサイクルできる
缶詰の需要が高まっているため、正しい缶詰の捨て方を自治体がレクチャーするページをホームページに記載していることがあります。
これは、缶詰を正しい方法で分類し、処分することができれば、新たな製品へとリサイクルすることができるからです。環境にも優しいですし、経済的にも優しいため、推奨されています。
例えばスチール缶の場合、正しく処分することで、建物の鉄骨や橋の鉄骨部分、さらに自動車部品へとリサイクルすることが可能です。また、アルミ缶もアルミニウムをリサイクルすることで、自動車部品へとリサイクルできるため、私たちの生活にも良い影響を与えてくれます。
これで完璧!缶詰の正しい処分方法を徹底解説
非常食としても人気が高まっている缶詰は、正しく分別しゴミ出しすることで、新たな鉄製品へとリサイクルすることができます。ここでは、缶詰の正しい処分方法を徹底解説するので、ぜひこの機会に理解を深めましょう。
処分する前に必ず綺麗に水洗いして
処分する缶は、リサイクルできるように処分前に必ず綺麗に洗う必要があります。基本的には水洗いするだけで十分ですが、缶詰の中身によっては、油や砂糖など調味料がこびりついていることがあります。
調味料や中身が間にこびりついている時は、使い古した歯ブラシなどを利用して、綺麗に擦り落としてください。余裕がある際は、リサイクルを意識して、食器用洗剤などで綺麗に洗って捨てるようにしましょう。
中身が残っている場合は取り出し生ゴミとして処分
もしも缶詰の中身が残っている場合は、缶と中身を分別するために、全て取り出して生ゴミとして処分しましょう。食材は、自治体によって分類が異なります。生ゴミとして処分する自治体もあれば、可燃ゴミとして処分する自治体もあります。
どちらにせよ必ず自治体の正しい処分方法に則って廃棄しましょう。また、中身を取り出した缶は、中が汚れているので、水洗いしたり、使い古した歯ブラシでこすり洗いして綺麗にしましょう。
缶にシールなどでラベルが貼られている場合は剥がす
缶詰によっては缶にシールなどでラベルが貼られていることがあります。この場合は、ラベルを剥がして処分しなければいけません。
剥がしたラベルは素材によって分類が異なります。紙のシールであれば可燃ゴミとして、プラスチック製のシールであればプラスチックゴミや不燃ゴミとして処分しましょう。
もしもラベルが貼られているタイプのものではなく、すでに印刷されている缶詰であれば、そのまま処分することができます。
缶は正しく分別して処分する
最後に、缶の種類ごとに分別する自治体もあります。一般的に、缶はアルミ缶とスチール缶に分類されます。それぞれの施設に送られ、適切な方法でリサイクルされるため、自治体によっては家庭で分別をお願いしているところもあります。
もしも自治体がご家庭でスチール缶とアルミ缶に分類するようにホームページに記載している場合は、そのルールに則り、ご家庭で分類するようにしてください。
自治体によっては、缶はすべて同じ袋に入れてゴミ出しすることを推奨しているところもあるので、必ずお住いの自治体ホームページを確認するようにしてください。
缶詰は正しく処分してリサイクルに回そう!
いかがでしたでしょうか。近年、リサイクルに対する意識が強まってきています。缶詰は特にリサイクル商品として需要の高い商品なので、この機会に正しい分別方法や捨て方を理解し、リサイクルに貢献しましょう。お子様がいるご家庭は、ぜひお子様にも教えてあげてくださいね!