洗濯のりの種類別の使い方!効果的にパリッとさせるコツまで

洋服にパリっとした爽快な着心地を与える洗濯のりは、その種類も豊富でご自宅で使われている方はそう多くはありません。ここでは天然のりと合成のりと呼ばれる2種類の洗濯のりの使い方をご紹介します。またどちらの洗濯のりがどの洋服に合っているかも掲載し、家族が喜ぶ洋服の着心地を実現させるアイデアが詰まっています。

洗濯のりの種類と使い分け

洗剤の容器

洗濯のりは大きく分けて「天然のり」と「合成のり」の2種類が存在しています。スーパーやドラッグストアなどで一般的に販売されている洗濯のりはほぼこの2種類のどちらかですが、最近では合成のりがほとんどです。

また、形状は「スプレータイプ」と「液状(粉状)」のものがあり、部分的に使用する場合や全体的に使用する場合など使用状況に合わせて使い分けをすることが可能です。

天然のりの特徴

洗濯のり(天然のり) 250g

天然のりの特徴ですが、タピオカでんぷんやカルボキシメチルセルロースを成分にしているものが多くあり半合成タイプも多くあります。汚れの防止や汚れ落ちがよくなるという特徴がありますが、色柄物にはムラになったりすることがあるので向いていません。

代表的な商品は「大力 洗濯のり」です。必要量をよく袋の中で練ってから水に溶かし洗濯すると合成のりよりも自然な風合いの仕上がりになります。

合成のりの特徴

カネヨ石鹸 洗濯のり カネヨノール 液体 本体 750ml

合成のりの特徴ですが、ポリビニルアルコールや耐熱性ポリマーを成分としているものが多くあります。ポリビニルアルコールを使用したものは洗濯機でののり付けに向いていて、色柄物や綿など様々な繊維に使うことが出来ますし、しわ防止機能に優れています。

代表的な商品は「カネヨ石鹸 洗濯のり カネヨノール」です。水に均一に溶かし、よく絞った洗濯物を浸してから軽く絞り普通に干すだけです。

ワイシャツをパリッとさせる洗濯のりの使い方

洗濯をする女性

洗濯のりが最も使用される衣類と言えばワイシャツでしょう。洗濯のりを上手く使いこなすことが出来れば、クリーニング店に出さなくてもクリーニング店に出したかのようなキレイなシワのないパリッとしたワイシャツに仕上げることが可能です。

難しいのではないかと心配する人も多いですが、ちょっとしたコツを押さえておけば一般家庭でも十分キレイに仕上げることが可能です。多くの家庭で手洗いではなく洗濯機を使用しているはずなので、洗濯機で使用する方法になります。

手順

まず、洗濯機に洗濯のりを入れるタイミングですがすすぎ後の脱水前です。ワイシャツを洗った後にすすぎまで行ったら、一旦洗濯機を止めて、洗濯のりを投入します。洗濯のりの量は商品の裏面などに書かれていますので、適正な量を計ってから入れるようにしましょう。

水の量はワイシャツがヒタヒタに浸かる程度になります。その後は普通に脱水をして、ハンガーにかけて干すだけです。ただし、脱水が終わってからそのまま放置するのではなくすぐに干すのがコツです。長時間放置していると、しわくちゃのまま固まってしまいます。

アイロンがけの時は軽く霧吹きをするときれいに仕上がりますが、袖口や襟元などよりキレイにパリッと仕上げたい場合にはスプレータイプの洗濯のりを使用すると良いでしょう。耐熱性ポリマーが配合されているため、アイロンをかけても焦げませんし仕上がりもキレイです。

洗濯のりは用途に合わせて正しく使えば難しくない

洗濯物

洗濯のりは成分や形状などによって同じ洗濯のりであっても特徴が異なります。ワイシャツであればワイシャツに合わせた洗濯のりを選択し、商品に記載されている正しい使い方をすれば家庭でもキレイに仕上がります。

用途にあったものを正しく使い使用後は速やかに干すというポイントをしっかりと押さえておけば難しいことはありません。クリーニングにいつも出していたという人も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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