目次
厄年の過ごし方
厄年の過ごし方でやってはいけないとされるのは「何かを新しく始める」ことです。
厄年に避けた方が良いとされていること
- 新しく家を建てる
- マンションを購入する
- 結婚をする
- 引越しをする
- 転職をする
- 車を買う
- 事業を起こす
などが、厄年の過ごし方としてNGです。
厄年にするべき過ごし方
バランスの良い食生活をする
栄養のバランスはとれていますか?厄年の過ごし方で食事も大切なポイントです。規則正しくバランスよく食事をしましょう。厄年は体調を崩したり病気になる方が多くいらっしゃいますので食生活には気を配りましょう。
厄年でも運が良いとされていることはやってみる
厄年は悪いことばかりではありません。運が良い厄年の過ごし方もありますのでチャレンジしてみましょう。
整理整頓をする
整理整頓することで自分の頭の中も整理することができ、迷っていたことやストレスの原因なども整理することができるようになります。厄年は心の切り替えをして自分を見つめなおす時期でもあります。
毎日掃除する
厄年の過ごし方で良いとされるのは毎日お掃除することです。お忙しい方は1箇所ずつでもかまいません。今日は玄関、今日はお風呂場、今日はフローリング、など。風水的にもきれいにしておかないと良い運気が入ってこないといわれています。少しでも良い運気が入るような厄年の過ごし方をしましょう。
厄年は人生のターニングポイント
厄年は災いが起こりやすいといわれていますが、実は厄年の年齢は人生のターニングポイントにあたります。厄年の年齢は生活環境や健康面で変化が出てくる時期で、その変化についていけず順応できないために、生活面や健康面に問題が出て悪いことが起こりやすい時期でもあるんです。
厄年の年齢がどんな時期なのかが分かると厄年の過ごし方も分かりますよ。
前厄、本厄、後厄の過ごし方
厄年はトータル3年間で、厄年の前年を「前厄(まえやく)」、厄年を「本厄(ほんやく)」、厄年の後年を「後厄(あとやく)」の3つがあります。それぞれの厄ごとに災いの種類が異なります。しかし厄年と言っても悪いことばかりじゃありません。運が良いこともありますので、災いにびくびくせずに良い運だけもらって逆に良い年にしましょう。
厄年の過ごし方として、前厄、本厄、後厄別に、注意すること、良いことをご紹介したいと思います。
前厄年の過ごし方「お金や物の損失に注意」
前厄はお金や物を損失したり盗難に合う可能性がある時期だとされていますので注意しましょう。
また人間関係にも問題がおきやすいと言われています。人との衝突を避け慎重にお付き合いをすることをおすすめします。
良いこと
- 直感が強くなる
- ひらめきが多い
- 芸術面での運も良い
直感やひらめきが冴える年でもありますので、仕事や生活のアイディアを出してみましょう。また芸術面でも冴えているようです。人が思いつかなかったことやあっと驚くことをひらめくかもしれませんよ。
本厄年の過ごし方「体調の崩れや病気に注意」
本厄は健康第一の過ごし方がポイントです。心身ともに体調を崩して病気になりやすいと言われています。心身の疲労が溜まりやすい、体調を崩しやすい、病気になりやすい、事故やケガにあいやすい、などがありますので健康に気をつけた過ごし方をしましょう。
ただの風邪だと思って我慢したら肺炎を起こして入院…なんてことにならないよう気をつけてくださいね。この機会に健康診断や人間ドッグを受けても良いと思います。精神的な疲れを癒すために、のんびりリラックスする時間も作ってくださいね。
良いこと
- 学問全般に良い運
- 資格の取得に良い
- 妊娠、出産に良い
学問に運があります。勉強や研究、資格の取得などに良い時期です。勉強したことを吸収しますので勉強も効率よくできます。また異性関係が吉とされていますので、妊娠、出産に良いようです。
後厄年の過ごし方「油断大敵」
「やっと本厄が終わった!」と気を抜きすぎないよう注意しましょう。厄年の低迷運はまだ続いている時期ですので過ごし方は油断禁物です。前厄や本厄同様、健康第一に病気やケガやトラブルに気をつけてくださいね。
良いこと
厄年は数え年になる
数え年というのは、生まれた年を0歳では無く、1歳からスターとする年齢の数え方です。厄年の年齢は普段私達が使っている年齢に1歳プラスになります。
女性の厄年の過ごし方
女性の厄年は数え年で19歳、33歳、37歳、61歳の4回あります。
本厄が「19歳」の場合、前厄「18歳」後厄「20歳」
本厄が「33歳」の場合、前厄「32歳」後厄「34歳」
本厄が「37歳」の場合、前厄「36歳」後厄「38歳」
本厄が「61歳」の場合、前厄「60歳」後厄「62歳」
女性は33歳がもっとも気をつけなければならない「大厄」になります。33歳は「散々(さんざん)」ということで、文字通りさんざんな目にあうことが多いそうです。33歳前後は子供が生まれたり子育てに忙しかったり、男性以上に体力的にも精神的にも疲れている方が多いそうです。
疲れやストレスを溜めすぎないよう家事の定休日を作ってみることをおすすめします。厄年の過ごし方のポイントは自分だけのリラックスタイムを上手に作ることです。
男性の厄年の過ごし方
男性の厄年は数え年で25歳、42歳、61歳の3回あります。
本厄が「25歳」の場合、前厄「24歳」後厄「26歳」
本厄が「42歳」の場合、前厄「41歳」後厄「43歳」
本厄が「61歳」の場合、前厄「60歳」後厄「62歳」
男性は42歳がもっとも気をつけなければならない「大厄」になります。42歳は「死に」ということで、かなりの注意が必要だといわれています。激務の毎日で突然死…なんてことのないよう、規則正しい食事をし、睡眠をしっかりとりましょう。この年こそ「自分は厄年なんだ」と厄年を意識して無理をしない厄年の過ごし方をした方がいいかもしれませんね。
男性はこの年に転職するのは避けた方が良いといわれています。他に、家を建てる、引っ越す、結婚をするのもよくないようです。
男性の厄年の時期
男性が厄年の年齢の時、どんな状況なのかを年齢別に出しました。
仕事を任され始める時期です。やりがいは出てきますが、プレッシャーも大きくストレスや疲労が溜まる時期でもあります。
働き盛りの時期です。働きすぎで睡眠不足や疲労が蓄積されている時期でもあります。また、部下もできて職場の人間関係にも大きな責任や面倒が出てストレスでウツ病になる人が一番多い年でもあるようです。
定年などで仕事を辞めて生活が激変する時期です。趣味もなく仕事人間だった人にとってはやる気がなくなり疲れが一気にでる時期でもありますし、精神的に定年後の不安を抱える時期でもあります。
つまり「その年齢は体調を崩して病気になりやすいので気をつけなさいよ」「心身ともに疲れている時に無理して新しいことをするのはやめなさいよ」という意味が含まれているようです。厄年の過ごし方は重要ですね。
厄年の過ごし方の注意点
風水的に見ると、厄年だからと言って気にしてばかりいると逆に運気が落ちて良いチャンスを逃してしまう可能性があるようです。また、何か問題がおこる度に「やっぱり厄年だから」と何でも厄年のせいにするのも良い運気が入ってこないそうです。
神社やお寺で厄払いする方法もありますが、厄払いに「こうしなさい」というルールはないそうです。大厄の男性42歳・女性33歳のみ厄払いする方も多いようです。厄払いは、厄払いで有名な神社に行かなくても地元の神社でも大丈夫です。
まとめ
今回ご紹介した厄年の過ごし方はいかがでしたでしょうか。自分が厄年になると妙に気がまえて、何かいやなことがあると「厄年だから」と厄のせいで片付けがちですが、もともと厄年は「心身に変化が出てくる時期」にありますので、弱ってきたことを知らせるためのものだと思って自分の健康や生活環境を見直してみましょう。