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家計簿はつけるだけで節約につながる、わけではない!

節約の第一歩として、家計簿をつける人は少なくありません。しかし、家計簿をつけるだけでは節約にはならず、家計簿のつけ方を間違えると意味がないものになってしまう可能性もあります。やってはいけない、NGな家計簿のつけ方を知り、家計簿をうまく使って節約につなげましょう。
NGな『家計簿の付け方』4選…意味がない理由とも解説

やってはいけないNGな家計簿のつけ方は、以下の通りです。
1.その都度家計簿をつけない
買い物をするたびに、レシートをもらいますよね。レシートには、購入した商品名が書かれており、それを見て家計簿をつけます。1回の買い物で購入したものは、量も種類もそこまで多くないかもしれません。しかし、毎回家計簿をつけないのはNG。
- 家計簿をつけるのが面倒になる
- レシートを失くし、正しく出費を記載できない
- 適当に家計簿をつける原因につながる
その都度家計簿をつけないと、情報が多くなり、つけるのが億劫になります。その結果、家計簿をつけても情報が正しく記入されずつける意味がなくなってしまうのです。
2.部類分けが適当
家計簿は、大きく分けて2つの分類があります。
- 固定費…光熱費・居住費・保険料・教育費など
- 変動費…食費・交際費・日用品費・医療費・臨時出費(冠婚葬祭時など)・交通費など
細かに出費の内容が分類分けできますが、全部適当に振り分けてしまうと、どこにどの程度の額の出費があったのかわからなくなります。その結果、どこを節約すればいいかわからず、削ってはいけない出費を節約したり、余分な出費を減らさないままになることも少なくありません。
3.振り返りをしない
家計簿をつけていて、振り返りを行わないままになってしまうのは、非常に勿体ない行動です。せっかく家計簿をつけても、つけるだけで満足してしまっては節約につながりません。どこにどれくらい出費があり、明日からはどこにかかるお金を減らすべきかという振り返りは必須です。
4.細かすぎる
前述通り、家計簿には出費の分類があります。細かに振り分けができますが、それを厳守し、常に細かに情報を記入するのはよくありません。
細かな情報は節約につながりますが、分類が細かすぎると記入するのが億劫になりがち。忙しい現代人だからこそ、ある程度ざっくりした家計簿をつけるよう心がけてください。
家計簿をつけて節約につなげる方法

家計簿をつけて節約につなげる方法は、以下のものがあります。
- 定期的な見直し、振り返りを行う
- 節約の目標を作る…貯金額が○○円になったら、○○をするなど
- 家族と共有し、節約意識を高める
- 無理なく節約できる項目をみつけ、習慣化して節約につなげる
家計簿は、家族がいる場合内容を共有すべきです。出費内容を可視化することで、なににどれくらいの出費があったのかがわかり、節約意識を高められます。節約は自分一人で行うものではなく、家族で取り組むべきことであることを把握し、家計簿の内容を見て協力して節約につなげましょう。
まとめ
家計簿をつけるときにやってはいけないことは、複数あります。それもついやってしまいがちなことばかりなので、家計簿をつける際は注意してください。









