サンマの内臓、食べても問題ない?大丈夫な理由と取り除いた方がいい状態を解説

グリル アルミホイル

サンマは、秋に旬を迎える代表格の魚です。秋の味覚として食卓に並ぶことが非常に多い魚ですが、内臓を食べるか気になるところ。サンマの内臓は問題なく食べられるといわれていますが、その理由をしっかりと把握しておきましょう。調理時の注意点や、食べられなくなっているサインも、併せてチェック!

サンマの内臓、食べても問題ない?

考える主婦

秋に旬を迎える魚の代表格といえば、サンマです。サンマは鮮度が高ければ内臓まで食べられる魚としても有名ですが、実際内臓を食べるとなると少し勇気が必要な人もいるでしょう。

サンマの内臓は、食べても問題ないことが多いです。お酒のつまみなどにもなる、ほろ苦い味わいが堪能できますよ。では、どうしてサンマの内臓を食べても問題ないのかをチェックしてみましょう。

サンマの内臓を食べても大丈夫な理由

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サンマの内臓を食べても問題ない理由は、以下の通りです。

1.胃が備わっておらず腸が短い

サンマの内臓は非常に短く、胃が備わっていません。腸も非常に短いので、餌が長時間とどまりにくい形状になっています。そのため、排せつ物が溜まりにくく内臓が劣化しにくい特徴があり、清潔な状態を保ちやすいのです。

内臓が劣化しにくいと、身の部分の劣化も防ぎやすくなります。状態にもよりますが、食べても問題ないことが非常に多いです。

2.内臓にエサが残っていない

サンマは、日中動物性プランクトンを食べて生活しています。サンマの捕獲は夜間行われているので、サンマの内臓には既に排せつ物が溜まっていない状態であることが大半です。

前述通り、サンマは内臓が短いため、内容物を長時間留めておくことができません。夜間捕獲すると、既に日中食べたプランクトンは消化されて排泄されています。

未消化の餌を内蔵に抱え込んでいると、内臓から独特の臭みが出たり劣化をが辞める原因になります。サンマの場合それがないので、内臓を食べても問題ないのです。

充分加熱して食べるべき理由

サンマの鮮度が高く、内臓も美味しく食べたい人は、十分に内臓を加熱してから食べましょう。身の鮮度が高いので内臓も生で食べられないかと思う人もいるかもしれませんが、サンマの内臓には数%から数十%の確率でアニサキスが寄生していることがあります。

アニサキスはサバやマグロ、カツオなどに寄生していることで有名です。食べてしまうと、食中毒のような症状を引き起こしてしまいます。アニサキスは十分に加熱すれば死滅して食べても問題ない状態になるので、サンマの内臓を食べる際はしっかりと加熱すると安全です。

取り除いた方がいい状態とは

サンマの内臓は食べられる部位ですが、以下のような状態になっているものは食べてはいけません。

  • ドロドロに溶けている
  • 強い臭みを感じる
  • お腹を触った時点で弾力がなく、ブヨブヨしている

鮮度が落ちえいるサンマの内臓は、劣化が進んでいる可能性が非常に高いです。そのため、無理に火を通して食べてしまうと体調を崩す原因につながります。サンマの状態をよく観察し、内臓を食べても問題ないかを見極めましょう。

まとめ

サンマは、鮮度が高ければ内臓を食べても問題ないことが多いです。しかし、どういった状態のものでも内臓が食べられるわけではありません。内臓の状態やサンマ本体の鮮度を考慮して、食べるべきかを見極めましょう。

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