冷房が効きづらくなる『5つのタブー』 非効率になっている見逃しがちな原因とは

エアコンの冷房をつけているのに、なかなか涼しくならないことはありませんか。もしかすると、冷房が聞きづらくなるタブーを知らぬ間にやっているのかもしれません。本記事では、冷房が効きづらくなる原因をまとめました。

エアコンの冷房をつけているのに涼しくならない…原因は?

暑い夏場にエアコンの冷房は欠かせません。しかし、冷房をつけてもなかなか部屋が涼しくならないと感じることはありませんか。

壊れている様子もなく正常に稼働しているのに、なぜか冷房の効きが悪い……そんな時は、無自覚に冷房が効きづらくなるタブー行為をしているのかもしれません。

どのような行動が冷房の稼働効率を下げているのか把握し、冷房の効きをよくして残暑を乗り切りましょう。

冷房が効きづらくなる『5つのタブー』

どのような行為で冷房が効きづらくなるのでしょうか。具体的なタブーを紹介します。

1.フィルター掃除を怠る

エアコンの冷房を毎日のように使う時期は、1〜2週間に一度はフィルターの状態を確認してください。埃が溜まっていたり、汚れが付着している場合は掃除しましょう。

フィルター掃除を怠ると、埃が風の通りを塞いでしまい、冷風が部屋に流れ込みにくくなります。さらに埃に含まれている菌が部屋の中に流れ込んでしまうので、アレルギー症状を引き起こす原因になることも……。フィルター掃除は怠らないようにしてくださいね。

2.エアコンの真下に高さのある家具を設置

エアコンの真下に高さのある家具を設置している場合、冷風の通り道の妨げとなってしまい、部屋に流れ込みにくくなることもあります。

また、高さのある家具が設置されていることで、わたしたちが過ごしている低い位置へ冷風が届きにくくなります。すると、体感温度が下がらず、「冷房の効きが悪い」と感じる原因になりがちです。

3.室外機の周りにものを置いている

エアコンの冷房の効きが悪いときは、本体だけでなく室外機の状態も確認してください。室外機の周りに物がたくさん置かれている場合、熱を排出できず、稼働効率が下がってしまいます。

また、室外機の周りに雑草がたくさん生えている場合も同様です。雑草が室外機の排熱を邪魔してしまうので、熱が内部にこもってしまい、冷房が効きづらくなってしまいます。

4.直射日光の当たる場所に室外機を置いている

室外機は置き場所も重要です。直射日光の当たる位置に日除け対策をせず設置している場合、真夏の厳しい日差しの影響を受けて稼働効率が下がってしまいます。

室外機は、なるべく直射日光の当たらない場所に設置し、どうしても日差しの当たる所しか設置場所がない場合、日除け対策を念入りに行いましょう。

5.エアコンの設定が適していない

エアコンの設定が適していないと、なかなか冷房の効きを実感できません。

例えば、節電を意識して風量を「弱」に設定していると、なかなか室温が下がらず、効きが悪いと感じるでしょう。さらに、設定温度に到達するまでに時間がかかるので、かえって電気代が高くなる恐れもあります。

他にも、設定温度が高すぎたり、エコ運転モードになっていたりと設定が間違っていると、冷房を効率良く活用できません。今一度、エアコンの設定が適切なモードに設定されているか確認しましょう。

冷房の効きをよくするためにすべき対策とは

冷房の効きを良くするためには、エアコンの稼働効率を上げる対策を講じましょう。

  • 1〜2週間に一度、フィルター掃除を行う
  • 室外機の周りに置かれているものを片付ける
  • 室外機周りの雑草を除去する
  • 室外機に直射日光が当たらないよう対策する
  • エアコンを26〜27℃に設定する
  • 風量は自動運転モード、または「中〜強」に設定(冷房が効いたら自動運転モードへ)
  • エアコンの下部には高さのあるものを置かない
  • エアコンと併用して扇風機で冷風の循環をよくする
  • 大きな窓には断熱シートを貼る

以上の対策を取り入れることで、冷房の効きをよくしたり、体感温度を下げることができます。今日からできる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。

冷房の稼働効率を上げて残暑も快適に乗り切ろう

いかがでしたか。冷房の効きが悪いときは、今回紹介したタブーが原因の可能性があります。冷房の稼働効率を上げると節電にもつながるので、ぜひ意識して対策を講じ、残暑も快適に乗り切りましょう。

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