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治安の良し悪しは土地で異なる
進学や結婚、転職などで引っ越しをすることは、誰にでもあります。その際、できるだけ治安が安定している場所に住みたいものです。治安の良し悪しはその土地によって差が出やすく、盗難など物騒な事件が多い場所がある一方で、平和で安心して暮らせる場所もあります。
治安がいい街と悪い街の見分けポイントをまとめているので、ぜひチェックしておきましょう。
『治安がいい街』と『悪い街』を見分ける方法5選
治安がいい街と悪い街を見極めるときは、以下のポイントに注目してください。
1.警察のパトロール巡回の有無
引っ越し先の治安が心配な場合は、自治会などに問い合わせて警察のパトロールの有無を確認してみましょう。人目が多く、特に警察が定期的に巡回している地域は、治安が安定しやすいです。警察のホームぺージなどを確認しても公表している可能性は高くないので、個人で問い合わせをするのが確実です。
2.地価や賃貸の相場
治安がいい場所は人気が高いので、地価や賃貸の価格が高くなりやすいです。しかし、駅や繁華街が近い場所の相場も上がりやすいため、その点はしっかりと注意しましょう。駅や繁華街が近いと、利用する人数が多い分いざこざなども増えやすいです。
より安全に生活したい場合は、地図などを確認して繁華街や駅が近くないか確認するのがおすすめです。
3.住宅街の有無
治安がいい場所は、閑静な住宅地があることが多いです。閑静ということは、人通りがあまり多くないので、不審な動きをする人間が目立ちます。家に人がいないわけではないので、不審者の動きはすぐに近隣に広まり、パトロール中の警察の耳にも入りやすいです。
閑静な住宅地かどうかは、実際に自分の足でその場を歩いてみなければわからない部分もあるので、時間がある場合はぜひチェックしに出向いてみましょう。
4.落書きの有無
落書きが多い場所は、治安が悪い傾向があります。落書きされている建物などは管理下にないことがあり、それが多くあるということは犯罪に対しての抵抗性が低い可能性があるのです。犯罪に対する抵抗性の低さを、犯罪者が見過ごすわけはありません。そのため、自然と犯罪が多くなります。
5.空き家の多さ
引っ越しを検討していて住宅街を歩いているとき、空き家が目立つ場合は治安があまりよくないかもしれません。空き家が多いということは、それだけ犯罪者が身をひそめることができる場所があるということにつながります。
引っ越し前に知っておきたい知識とは
引っ越し先の治安は、絶対に無視できない重大なポイントです。それだけでなく、以下のことも知っておきましょう。
- 買い物できる場所のチェック…スーパーやコンビニなど
- 病院や郵便局の場所
- 子どもがいる場合、幼稚園や小学校の位置、登校手段の確認
- その土地特有の習わしや祭りの有無など
引っ越しの際必要になるもろもろの手続きとは別に、生活に密着した情報を収集することは非常に大切になります。その土地の口コミや不動産屋さんの情報などを加味しつつ、居住先を慎重に決定しましょう。
まとめ
引っ越し先の治安は、非常に重要なポイントです。さまざまな点から治安の良し悪しは分かるので、多方面から調査して納得できる場所を選びましょう。