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しわしわになったトマト…捨てるべき?
野菜室を開けてトマトを使おうとしたら、トマトの皮にしわが寄っている…!こういった場合、トマトは使わず破棄すべきなのでしょうか。実は、トマトが食べられるかどうかを見極めるポイントは、しわの有無だけではないのです。まずは、トマトを食べられるか見極める方法からチェックしてみましょう。
トマトを食べれるか見極める方法
トマトを食べられるかどうかを見極める方法は、以下の通りです。
カビの有無
トマトが劣化が進み腐敗し始めると、ヘタの部分にカビが生じ始めます。カビは一旦生えると根を深くおろすため、細菌が実の深部まで侵入し、食べるのが危険な状態になっていることも。カビの部分だけを取り除いても、実全体にカビの成分が含まれている可能性が高く、食中毒になることもあるので、カビが生えている場合は食べない方がよいでしょう。
過度に汁が出ていないか
トマトは実が割れやすく、実が割れるとそこから汁がにじみ出てきます。割れた実から汁が出ることはおかしなことではありませんが、あまりにも大量に汁がにじみ出ている場合は劣化している可能性が高いです。不自然な量の水が出ているかどうかは、見極めサインの一種といえます。
実の硬さが正常か
トマトの実の硬さは、使用する前に必ずチェックしましょう。実がブヨブヨになって異常を感じる柔らかさになっているときは、劣化が進んで皮の内側で実が崩れている可能性が高いです。
ニオイが変わっていないか
トマトは特有の香りが楽しめます。切ったときだけでなく、トマト自体の香りを確認したとき、想像と異なる酸味の強いニオイに変化している場合は、劣化が進んでいる証拠です。実の硬さが正常だったとしても、腐敗の可能性がぬぐい切れません。そのため、調理などはせず捨てるのが無難でしょう。
しわしわトマトを復活させる方法
トマトの表面にしわが寄っている場合、以下の方法で復活できる可能性があります。
- 深いお皿にトマトを入れる
- トマトが浸かる程度に、50~70℃のお湯を注ぎ入れる
- 10秒前後、様子を見て1分ほど浸けておく
- お湯から取り出して氷水に入れる
皮に少ししわが寄っている程度であれば、上記の方法でトマトは復活しやすいです。カビの有無や実の状態などを確認して、腐敗していないのが確認出来たら、上記の方法を実践してトマトのしわを伸ばして食してください。
あまりにも時間が経過していて乾燥がひどく、実までカリカリになっているものは、復活が難しいです。そのため、軽くしわが寄っている程度のもので試してみましょう。生で食べるのに不安を感じる場合は、スープやパスタに入れて使用すると、安心して美味しく食べられますよ。
まとめ
トマトの皮にしわができているときは、ほかの腐敗サインがないかを確認してみてください。少し皮にしわが寄っているだけであれば、上記の方法でしわを伸ばして美味しく食べられますよ。