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子どもと何歳まで一緒にお風呂に入る?
子どもと一緒にお風呂入る年齢、迷いますよね。いつまでも一緒に入ってあげたいと思う反面、何歳まで一緒に入るべきかを見極めないと困った事態になりかねないという危機感もあるのではないでしょうか。目安にすべき年齢は、以下の通りです。
- 公衆浴場で混浴が禁止となる、7歳を目安にする…小学校入学を機にすることも
- 小学校4年生前後で徐々に身体の変化が出始めるので、低学年のうちに一人で入るよう促す
公衆浴場を定期的に利用していたり、温泉旅行などに頻繁に行く家庭であれば、7歳を目安に子どもが一人で入浴できるように促すのがよいでしょう。そうでない場合であっても、二次性徴で徐々に身体に変化が出始める年齢に差し掛かってきたあたりで一人で入浴させ始め、自立を促すのがおすすめです。
子ども一人で入浴するときの注意点
子どもを一人で入浴させるときの注意点は、以下のものがあります。
無駄遣い
子どもがやりがちなお風呂場での無駄使いは、以下のものがあります。
- 石鹸の無駄遣い…固形石鹸をお湯や水に入れて溶かす
- シャンプーやリンス、ボディソープなどを無駄に出して流す
- シャワーや蛇口から、水を出しっぱなしにする
- 浴室用洗剤の容器に水を入れる
- 大人用の高級シャンプー類を無駄に使うなど
子どもならではのイタズラは、大人の目がないときにやりがちです。経験として必要ではあるものの、あまりにも頻繁になるのはNG。
身体や頭がしっかり洗えない可能性
子どもは、幼い年齢だと手足が短いので、体の隅々まで洗えない可能性があります。また、盲点になる部分を洗っていないこともあるので注意しましょう。
- 耳の裏や後ろ首、足の裏などを洗わない
- シャンプーが目に入って痛くなるのを避けるため、お湯だけかぶって洗ったと言う
- 背中など、大人でも手が届かない部分の洗いが甘くなるなど
洗い残しだけでなく、シャンプーなどのすすぎ残しも注意しましょう。肌荒れなどの原因につながります。
おぼれるなどの事故
子ども一人で入浴する際、一番気を付けたいのがおぼれるなどの事故です。
- バスタブでおぼれる
- 石鹸などの誤飲
- 滑って転ぶなど
こういった事故は、子どもの年齢が低いと起きやすくなります。
いつまでも一緒にお風呂に入るデメリット
いつまでも大人と一緒にお風呂に入ると、子どもに以下のようなデメリットが起きやすくなります。
- 親との入浴が当たり前になり、入浴場などで一人で入浴する際過度に心配する
- 一人でお風呂に入らなければならない場面で、どうしていいかわからなくなる
- 自立が遅れるなど
親も、いつまでも子どもと一緒にお風呂に入っていると、浴室が広くない限り窮屈な思いをしながら入浴しなければならなくなります。特に異性親との入浴は、いつまでも続けるわけにはいきません。
子どもの自立を促すためにも、ある程度の年齢になる前に子どもに入浴スキルを身につけさせて、自立させるよう促しておく必要があるといえるでしょう。
まとめ
子どもと一緒に入浴できる期間は、限られています。子どもが徐々に自立できるよう、できるだけ早い段階から自分のことは自分でできるよう少しずつ教えておくと安心かもしれませんね。