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塩こしょうには賞味期限がある!
調味料の中でも、塩こしょうは劣化しないのではないかと思いがちです。しかし、よく見てみると、塩こしょうにも賞味期限が設定されています。賞味期限が切れた塩こしょうは、普段のお料理の中で使用しても問題ないのでしょうか。使っても大丈夫かを見極めるポイントを、まとめました。
賞味期限切れの塩こしょうを使っても大丈夫か見極める方法
賞味期限切れの塩こしょう、使っても問題ないか気になりますよね。見極めるポイントをまとめたので、ぜひチェックしてみましょう。
形状が大きく変化していないか
塩やこしょうの形状が大きく変化していないかは、使用可能かを見極める大きな目安になります。
- 形が変わり、振っても出てこない
- 粒子の形が変わっているなど
形状があまりにも大幅に変化していると、振っても穴から塩こしょうが出てきません。蓋を開けて箸で割るなどの手間が発生するだけでなく、このように形状を大きく変えている場合は劣化している可能性もぬぐい切れません。
香が変わっていないか
塩は香りの変化が感じられにくいですが、こしょうは独特の香りがあります。こしょう特の香りが弱まっている程度であれば、料理に使用しても問題はありません。しかし、香りが弱い場合仕上がりが悪くなることがあり、料理全体のクオリティも落ちるので、その点には注意してください。
こしょう本来の香りとは異なるニオイがしている場合は、劣化しているかもしれません。異臭がするときは、使用せず破棄してください。
外見に大きな変化がないか
外見に大幅な変化ある場合は、使用すべきではありません。
- 変形
- 変色
変色しているものは、調味料だっても非常に危険です。カビの発生なども危険なサインなので、見逃さないよう注意してください。
使用すべきではないサイン
塩こしょうを使用すべきではないサインは、以下のものがあります。
- 塩やこしょうがドロドロに溶けて固まっている
- 湿気を吸って一つの塊になり、カチカチになっている
- カビっぽい臭いがする
- 本来の香りと異なるニオイがする
- カビが生えている
- 開封前の段階で賞味期限を大幅に超えている
- 開封後、賞味期限を大幅に過ぎているなど
塩こしょうは、料理の味を調えたり、シンプルな味付けにするときの必須アイテムです。傷んでいないか確認して使用する人は、おそらく少ないのではないでしょうか。なんらかの事情で長く料理をしていなかった場合、塩こしょうが劣化していないか蓋を取って確認してみましょう。上記のような状態になっているものは、傷んでいるため使用できません。
また、料理の回数が少なく、作るときも1人前などで量が少ない上、業務用などで使用する大量の塩こしょうを普段使いしている場合も、劣化に注意してください。
まとめ
調味料の中でも、塩こしょうは劣化を気にせず使用しがちなものの一種です。同じ塩こしょうを長く使用していたり、久しぶりに料理をする場合は、まず塩こしょうが劣化していないかを確認しましょう。