お米にしてはいけない『ダメな保存方法』5選 NGと言われるワケや理想的な方法とは

お米は長期保存できるイメージがありますが、保存環境が悪いと早々に傷んでしまいます。本記事では、お米にしてはいけないダメな保存方法と理想的な保存方法をまとめました。お米を長く美味しく食べるために参考にしてみてくださいね。

間違った保存方法はお米を傷めてしまう原因に…

お米は長期間保存できる印象がありますが、当然ながら他の食材と同様、保存方法を間違えると傷んでしまいます。お米が傷んでしまうと、以下のような状態に陥ってしまうので注意しましょう。

  • カビが生える
  • 虫が発生する
  • 香りや味が落ちる
  • お米がひび割れて食感が悪くなる

人によっては上記のような状況でも洗えば食べられると考える人もいますが、カビが生えたり虫が発生しているお米は衛生的にも食べたいと思えないですよね。

心の底から「おいしい」とお米を味わうためにも、お米にしてはいけないダメな保存方法と理想的な保存方法を知っておきましょう。

お米にしてはいけない『ダメな保存方法』5選

どのような方法で保存しているとお米が傷んでしまうのでしょうか。美味しく白米を食べるためにも下記の保存方法は避けてください。

1.高温多湿な環境で保管する

お米は水分や暑さに弱い食材です。そのため、高温多湿な環境で保管すると、カビが生えたり虫が発生する原因になります。

日本の夏場は湿度が高く、気温も高くなりがちです。室内でも高温多湿な状態になりやすいので、特に水回りや火を扱う場所(キッチンなど)の近くは避けましょう。

2.直射日光が当たる場所で保管する

直射日光が当たる場所にお米を保管してしまうと、日光が当たることでお米の温度が上昇してしまいます。すると、お米の品質が早々に劣化してしまい、傷んだり味や香りが落ちたりする原因になるので気をつけましょう。

3.袋のまま保存する

日本で販売されているお米の多くは、袋に入って販売されています。プラスチックビニールの袋に入ったお米をそのまま保存している人も多くいますが、実はお米の袋には通気孔と呼ばれる小さな穴が空いているため、そこから湿気やニオイが中へと侵入してしまうのです。

袋の中で湿気やニオイがこもってしまうと、カビが生えたり虫が発生する原因になりますし、嫌なニオイをお米が吸収して、炊いたときに美味しさが減少してしまいます。

4.保存容器の蓋を開けっぱなしにする

保存容器にお米を入れ替えて保存している場合は、必ず蓋をしっかり閉めて保管しましょう。保存容器の蓋を開けっぱなしにしていると、湿気やニオイ、埃などが入り込んでしまい、お米が早々に傷む原因となります。

カビや虫の発生はもちろん、埃が入り込むことで細菌が繁殖し、食中毒症状を引き起こすような不衛生な状態になる恐れもあるので気をつけましょう。

5.冷凍保存する

お米を長持ちさせる場合は、冷暗所が最適です。しかし、涼しい場所にと冷凍庫に入れてしまうと、お米がひび割れてしまい、食感が台無しになってしまいます。

涼しい場所に保存することはお米を良い状態で長持ちさせるために重要なポイントですが、冷凍保存は避けてください。

衛生的に長持ちさせる理想的なお米の保存方法

お米を衛生的に長く保存するためには、湿度が少なく涼しい場所が理想的な保存環境です。この条件を満たすお米の理想的な保存場所は、冷蔵庫の野菜室が最適と言われています。

しかし、冷蔵庫の野菜室はあまり広いスペースがありません。米びつで保存することは難しいので、密閉性に優れているチャック式の保存袋に入れることをおすすめします。

チェック式の保存袋であれば、しっかり密閉することができるので湿気や埃、ニオイが入り込むことはありませんし、場所を取りません。冷蔵庫の野菜室でも並べて収納することが可能なので、ぜひ試してみてくださいね。

お米の理想的な保存場所は『冷蔵庫の野菜室』

いかがでしたか。お米にとって、直射日光の当たらない湿度が低く涼しい場所が理想的な保存環境です。これらの条件にピッタリ当てはまる理想的な場所は、なんと冷蔵庫の野菜室でした!ぜひご紹介した方法でお米を保存し、美味しさと衛生面を保ちながら長持ちさせましょう。

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