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物価高騰の中で人気が上昇している“家庭菜園”
近年、物価が高騰し、家計が大きなダメージを受けているご家庭も増えています。その中で注目されているのが家庭菜園です。
家庭菜園は自宅で野菜を栽培できるので、野菜を育てることを楽しめるだけでなく、家計の助けにもなりますし、お子様がいるご家庭では食育にもつながります。
多くのメリットがある一方、集合住宅にお住まいの方は「家庭菜園する場所がない」と諦めている人も少なくありません。しかし、家庭菜園は野菜の種類を選べばベランダでも栽培可能です。ぜひベランダで育てられる野菜にチャレンジしてみましょう。
『ベランダで育てられる野菜』5選
ベランダで育てられる野菜はどのようなものがあるのでしょうか。ここでは初心者でも育てやすいベランダで栽培できる野菜を紹介します。
1.ミニトマト
初心者向けの家庭菜園といえば、ミニトマトを思い浮かべる人も多いでしょう。ミニトマトはプランターで育てられるので、場所を取らずに育てられる点がベランダ栽培に向いています。
また、日当たりと水はけの良い場所を選び、土が乾いたタイミングで水を与えるようにすれば、簡単に育てることが可能です。家庭菜園をやったことがないという方は、まずミニトマトからチャレンジすることをおすすめします。
2.ナス
ナスもプランターと支柱を使えば育てられるので、ベランダのような面積に限りがある場所でも育てやすい野菜です。
ナスは土が乾かないように水をたっぷりあげる必要があるため、頻繁に水やりをしなければなりません。より「育てている」という実感を味わいたい方は、水やりの頻度が高く、専門的な知識が必要ないナスがおすすめです。
3.きゅうり
きゅうりもプランターで育てることができるので、ベランダで栽培が可能な野菜です。ただし、根が広く浅く張るタイプの野菜なので、少し大きめのプランター(深さ30cm以上、幅が50cm以上のもの)が必要な点に注意してください。
また、きゅうりは乾燥に弱い野菜なので、土が乾かないよう頻繁に水やりをする必要があります。そのため、1日に複数回土の状態を確認し、水が切れないように水やりしてあげましょう。
4.枝豆
枝豆は水やりや肥料もあまり必要としない野菜なので、初心者でも簡単に育てることができます。また、標準的なサイズのプランターで育てられるので、あまり幅を取らない点もベランダ栽培に向いているでしょう。
枝豆は、適度に間引きしたり水やりしたりすれば、すくすくと育ってくれます。開花してからは1ヶ月〜1ヶ月半ほどで収穫できるので、早めに味わえるところもポイントです。
5.リーフレタス
小さいプランターでも栽培できるリーフレタスは、ベランダの面積が狭いご家庭でも育てることができるのでおすすめです。
また、苗からでも約1ヶ月ほどで収穫が可能なので、初心者でも育てやすい野菜といえるでしょう。日中にたっぷり日光に当てて、夜はなるべく光に当てないよう気をつけると、味や食感の良いリーフレタスに育ちやすくなります。
ベランダの家庭菜園で注意すべきポイント
ベランダで家庭菜園を行う際は、以下の点に注意してください。
- 集合住宅の場合は管理会社の規約を確認する
- なるべく日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
- ベランダの面積にあった量や種類を選ぶ
- ベランダの排水溝の有無を確認して水捌け対策を講じる
- ベランダの許容重量(強度)を確認する
以上の点を考慮すれば、家庭菜園はすぐにでも始められます。まずは初心者でも育てやすい野菜からチャレンジしてみましょう。
ベランダを有効活用して家庭菜園を始めよう
いかがでしたか。集合住宅では家庭菜園は難しいと思っている方も多くいますが、実はベランダを活用して野菜を選べば、家庭菜園が可能です。今回紹介した野菜の種類はもちろん、そのほかにも工夫次第でベランダ菜園可能な野菜もあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!