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2月14日は”恋人たちが愛を誓い合う”バレンタインデー
毎年2月14日が近づくにつれて、デパートなどでさまざまな店舗やブランドのチョコレートが並びます。自分用に購入する人もいれば、愛する恋人や夫にプレゼントを用意するという人もいるでしょう。
日本では、友達同士で「友チョコ」と呼ばれるお菓子を贈り合ったり、お世話になっている人に「義理チョコ」を贈ったりする独自の文化も根付いています。
しかし、バレンタインデーだからと浮かれて相手や周囲に配慮が欠けてしまうのは危険です。バレンタインデーの日もマナーを守って楽しみましょう。
バレンタインデーにすべきではない『5つのタブー』
バレンタインデーでチョコレートをはじめとしたお菓子を渡す際は、周囲や相手に迷惑をかけないよう配慮してください。
1.義理チョコを意味深な様子で渡す
義理チョコなのにも関わらず、意味深な態度や行動で相手を惑わせてしまうと、後々トラブルの元になる恐れがあります。
- 人気のない場所に呼び出す
- 高級すぎるプレゼントを渡す
- 恋愛的なニュアンスを含めたメッセージカードをつける
また、高級すぎるプレゼントは、恋人などの特別な関係ではない場合、相手を困らせてしまう可能性が非常に高いので避けるべきでしょう。
2.グループ内で平等性が欠けてしまう
職場などのグループ内でチョコレートを日頃のお礼にと渡す際は、必ず平等性を意識して用意するようにしましょう。
- 1人だけ渡さない
- 渡すプレゼントにあからさまに優劣がある
以上のような平等性に欠けた行動は、グループ内で余計な憶測やトラブルを招きかねません。義理チョコであれば、なるべく同じものを用意したり、同じ価格のものを用意するなど配慮すべきでしょう。
3.既婚や彼女持ちの男性にハート型のお菓子を渡す
既婚や彼女持ちの男性が職場や仲の良い友人にいる場合は、義理チョコであっても渡すお菓子に気をつけなければなりません。
ハート型のお菓子をバレンタインデーに贈ってしまった場合、相手が戸惑ってしまったり、相手の恋人や妻を「もしかしてパートナーが狙われているのでは」と不安にさせてしまう恐れがあります。当たり障りのない市販のお菓子を選ぶと安心です。
4.衛生的でない手作りお菓子
手作りお菓子を渡す場合は、作る段階から注意が必要です。絶対に長い髪の毛などが入らないように注意してください。食べた時に衛生的でなかった場合、相手を不快にさせてしまいますし、おかしな憶測を呼んでしまう恐れもあります。
また、人によっては「そもそも手作りお菓子が苦手」という人もいます。相手が手作りお菓子が苦手でないかどうかをあらかじめリサーチしておくことも大切です。
5.もらう側に圧をかけるような言葉をかける
女性の中には、バレンタインデーでプレゼントを渡した際に「ホワイトデーは良いものを期待してるね!」や「感想は?」と圧をかけるような言葉をかけてしまう人がいます。
学生時代であれば冗談で済みますが、社会人になると「下手な返答はできない」「職場関係者だから下手なものを選べない」と相手を萎縮させてしまう恐れがあるので要注意です。
また、近年は物価が高騰しているため、バレンタインデーにたくさんの義理チョコをもらってしまった場合、ホワイトデーにお返しする金額が高額になってしまうという悩みを持つ男性も。
男性側の金銭的な事情を考えると、人数分のお菓子が入った商品を1セット購入し、1つずつ手にとってもらうなどの方式が助かるというケースもあるかもしれません。
贈るお菓子によって意味が異なる点にも注意
バレンタインデーに贈るお菓子には、それぞれ意味があることをご存知ですか。
- チョコレート「あなたと同じ気持ちです」
- マドレーヌ「あなたと仲良くなりたい」
- キャンディ「あなたが好き」
- クッキー「これからも良き友でいよう」
- マカロン「あなたは特別な人」
- マシュマロ「あなたのことが嫌い」
そこまで厳格に意味を調べる人は少ないかもしれませんが、中には気にする人もいるので注意してください。義理チョコや友チョコであれば、チョコレートやマドレーヌ、クッキーなどが無難でしょう。
マシュマロは記載した通り、相手へのネガティブな意味が込められているため、バレンタインデーには避けたほうがいいでしょう。
バレンタインデーはマナーを守り相手に配慮した楽しみ方を
いかがでしたか。バレンタインデーは自己満足だけでなく、相手への配慮も大切です。今回紹介したタブー行為は控え、マナーを守り、相手を困らせない程度に楽しみましょう。