『身に覚えのない電話』が来た時にすべき5つのこと 絶対にやってはいけないタブーも

スマホや家の固定電話に身に覚えのない電話番号からかかってくることはありませんか。なぜ自分の番号に知らない人から電話がかかってくるのか不安に思いますよね。この記事では、『身に覚えのない電話』が来た時にすべきことやタブー行為を確認しましょう。

身に覚えのない番号から電話が…考えられる”相手”とは

自分のスマホや自宅の固定電話に知らない電話番号から電話がかかってきたとき、不安に思う方が多いでしょう。昨今は詐欺や事件に巻き込まれる事態に発展するケースもあるため、注意が必要です。

身に覚えのない電話がかかってきたときは、以下の相手が考えられます。

  • 名刺交換した仕事関連の人
  • 行政機関
  • 利用している関連サービス企業
  • 営業電話
  • 犯罪に関わる迷惑電話

仕事と私用兼用で使っている場合は、仕事関係の人からの電話であることもあるでしょう。また、行政機関や利用しているサービスの企業から、確認や新しいサービスの電話がかかってくることもあります。

最も多い電話が営業電話です。身に覚えのない電話番号の場合、知らない企業が何らかの手段を行使して電話番号を知り、商品やサービスを利用してもらおうと直接個人の電話にかけてくることもあります。

また、国際電話や全く異なる地域の電話番号、あるいは非通知やプリペイド式電話の番号だった場合は、詐欺などの犯罪に関わる相手の可能性も懸念されるため、絶対に出てはいけません。

身に覚えのない電話相手に絶対にやってはいけないタブー

身に覚えのない相手から電話がかかってきたとき、以下のような対応は絶対にやめましょう。

  • 番号の相手を確認せずに出てしまう
  • 相手に個人情報を教えてしまう
  • 番号元が判明していないのに折り返す
  • 相手を刺激するような口調で応えない

番号を確認せずに応答してしまった場合、この電話番号が現在も使用されていることが相手に伝わってしまいます。また、うっかり「はい、〇〇です」と名乗ってしまうと、自分の名前を相手に教えることになり、リストの名前を一致させる結果となるので要注意です。

他にも、ワンギリと言われる即座に着信を切られた場合、気になって折り返しかけ直してしまう人がいますが、この手法で高額な金額が請求される詐欺行為も横行しています。

営業電話や迷惑電話に対して強い口調で言い返してしまうと、相手はすでに個人情報を握っている可能性があるため、逆上し、さらなる迷惑行為や犯罪行為を仕掛けてくる危険性もあるので、絶対にやめましょう。

『身に覚えのない電話』が来た時にすべき5つのこと

もしも身に覚えのない電話がかかってきた時は、どのように対応すべきなのでしょうか。

1.表示されている電話番号を調べる

画面に身に覚えのない電話番号からかかってきたときは、そのまま応答せずに、ネットで表示されている電話番号を検索してみましょう。

すると、その電話番号からかかってきた他の人が口コミサイトにどのような要件だったかを書き込みしてくれているため、自分に必要な電話なのか否かを確認できます。営業電話や迷惑電話の場合は、応答せずにそのまま着信拒否しましょう。

2.留守番電話サービスを利用する

最近は利用している人が少ない印象ですが、留守番電話サービスを利用することで、身に覚えのない番号から電話がかかってきた時も、一度は保留することが可能です。

もしも重要な要件がある場合は、留守番電話サービスにメッセージを残してくれるはずなので、メッセージを確認してから折り返しましょう。

ただし、最近は警察や自治体の職員を装って電話をかけてくる犯罪行為も横行しているため、メッセージだけで判断せず、ネットでも電話番号を確認しましょう。

3.非通知や国際電話には応答しない

非通知や国際電話からかかってきた場合は、基本的に応答しないようにしましょう。このような電話は、迷惑電話や詐欺などの犯罪行為に関わっている相手からの電話である可能性が非常に高いです。

国際電話の場合、頭に「+」が付き、その後に国別の番号が続きます。例えば、アメリカであれば「+1」、中国であれば「+86」です。

4.応答するときは名前を名乗らない

もしも応答してしまった場合も、絶対に「〇〇です」というように名前を伝えることは避けてください。この応答だけでも「リストにある名前と一致している」と相手に情報を与えてしまうことになります。

他にも電話の最中に家族構成や住んでいる地域、現在家には誰がいるのか、帰宅時刻などを尋ねてくるときは非常に危険です。絶対に相手に教えることはせず、曖昧に濁しましょう。

5.応答してしまったときは冷静に対応する

応答してしまったときは、相手を逆上させるような強い口調で対応したりせず、個人情報も教えることなく、冷静に電話を切る方向へと話を展開させていきましょう。

「あ〜、今揚げ物の調理をしていて…」「今取り込み中で…」と穏やかに電話を切れるように話の主導権を握ります。

最近では、チャイムの音を出すおもちゃなども販売されているので、それらを活用して「ちょっと出なければいけないので、一旦失礼しますね」と電話を切るというアイデアも話題になりました。

身の危険を感じるような状況では早めに警察へ相談を

いかがでしたか。身に覚えのない電話は、まずは番号をネットで調べましょう。少しでも怪しいと感じた場合は電話に応答せず、着信拒否設定しましょう。また、応答してしまった場合に身の危険を感じるような内容を言われた場合は、速やかに警察へ相談してください。

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