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子供からの質問、内容によって回答に困るものも…
子供からの質問は、無邪気だからこそときに回答に困るものです。中でも幼い子供からの「どうやって赤ちゃんはできるの?」「赤ちゃんはどこから来るの?」といった質問は、大人の場合瞬時に答えるのは難しいものです。
子供からの「どうやって赤ちゃんはできるの?」という質問に対し、どのような答え方をすべきなのでしょうか?
子供に『どうやって赤ちゃんはできるの?』と聞かれたときの上手な3つの答え方
子供から「どうやって赤ちゃんはできるの?」という質問に対して、以下のような回答をする方法があります。
1.「男の人が持っている種と女の人が持っている卵が、一緒になったらできる」
男女の性差がしっかりとわかり始めた、4~5歳くらいの子供に対しては、性の話をかたくなに避け続ける必要はありません。男女の差があることに、4~5歳の子供はすでに気が付いています。そのため、やんわり事実を伝えてあげることが性教育への第一歩になります。
昨今は動画を観る子供が非常に多く、動画を観る前の広告などで性についての知識を得る場面は昔よりも格段に速くなっています。間違った性についての知識や偏見を持たないためにも、子供がどのようにしたらできるかを問われたら正しい情報を子供に伝えるべきです。
2.「仲良しのパパとママのところに、神様が授けてくれる」
夫婦仲がよくないと、基本的に子供ができることはありません。これはまだ性についての認識があまりはっきりしていない3~4歳くらいのこともに赤ちゃんがどこから来るのか問われたときに応える方法です。
前述したような内容がまだ理解できない、男女の明確な差に気が付いていない、でも赤ちゃんが周囲の母親や自分のママにはできているとなると、疑問を持つことは自然なことです。妊娠は決してたやすいものではなく、夫婦仲がよくて幸運にも授かるという認識は決して間違っていません。
神のみぞ知る采配ともいえることなので、この答えも間違いではありません。
3.「ママのおなかで育って生まれる」
赤ちゃんができるのは、ママのおなかの中で間違いありません。こちらの答え方も、男女の性差についての認識がまだはっきりしていない年代の子供に対しての回答になります。母体で育ち生まれてくる生命の神秘に触れることで、子供少しずつ性に対する違いを認識するようになります。
子供の”気づき”をタブーにしない
子供が性の違いなどに気が付くことは、成長の証です。しかし、性に対する”気づき”、男女の違いについての質問をしたときに、親などが「恥ずかしいことを言ってはいけない」「なんでそんなこと聞くの?」など子供の質問が疑問を潰してしまうことを言うのはNG。
大人からとがめられた質問を、子供は基本的に二度と口にしません。疑問を抱いたまま大人になる過程の学校教育で知り、「性については聞いてはいけない、話してはいけない」といったタブー視が生まれるきっかけにつながります。
まとめ
子供が性に対する興味や赤ちゃんがどうやってできるかといった内容のことを聞いてきたら、子供の年齢に応じた対応をしましょう。子供の質問を咎めるようなことを言うのはNGです。