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パンが固くなる原因とは
パンが固くなる原因は、主に乾燥です。開封したパンをそのまま空気に触れた状態にしていると、パンに含まれる水分が蒸発して固くなります。手作りパンの場合、乾燥だけでなく、発酵不足や使用した卵白の量が多かった場合もパンが固くなってしまうので注意しましょう。
固くなったパンを復活させる『5つの方法』
固くなったパンを復活させる方法は、以下のものがあります。
1.電子レンジで加熱
濡れたキッチンペーパーでパンを包んで電子レンジで加熱することで、パンは柔らかい状態に復活します。
- 霧吹きなどを使ってキッチンペーパーを軽く濡らす
- 余分な水分を絞り、キッチンペーパーでパンを包む
- 600wで20秒ほど加熱する
電子レンジの癖を見つつ、加熱してください。温めすぎるとパンが固くなるので、その点は注意しましょう。
2.新しいパンの間に挟む
新しいパンは適度に水分を含んでいるので、乾燥しているパンを挟むと適度に水分を吸い上げて固くなったパンが柔らかくなります。挟むパンの鮮度を保つためにも、開封後はしっかりと密閉し、空気が入らないよう保管してください。
3.蒸し器で蒸す
蒸し器に蒸気を満たし、パンを蒸し器で蒸すことによって、パンがふんわりと仕上がります。パンを蒸すときは中火で加熱し、パンの量と大きさなどを加味して蒸しましょう。
- カット後冷凍しているパン…サイズによって10~15分
- 冷蔵しているパン…約8分
- 常温保存のパン…約5分
厚みなどによっても、蒸し時間が異なります。まずは5分ほど蒸してみて、どのような仕上がりになるかを確認してみましょう。
4.オーブントースターで焼く
オーブントースターを使うことで、パンをふんわりした状態に復活させることもできます。
- パンに霧吹きをで水をかける
- アルミホイルでパンを包む
- 5~10分温める
オーブントースターの温度によって加熱時間が異なるので、パンの状態を見ながら加熱していきましょう。
5.アレンジする
乾燥して水分が少なくなっているパンは、アレンジしましょう。
- フレンチトースト
- パンがゆ
- パングラタン
- パンプディング
- クルトン
- ピザパンなど
劣化していないかをたしかめてほかの料理にアレンジし、美味しくパンを消費してくださいね。
固くなったパン、劣化していないか見極めるポイント
固くなったパンが劣化していないかをたしかめるためには、以下の手段を使ってみてください。
- カビの有無
- パン本来の味が変化していないか
- 異臭がしていないか
- 不自然にかけていないか…動物がかじった可能性アリ
固くなったパンが劣化してる場合は、もちろん食べるわけにはいきません。それだけでなく、動物がかじっているものは、食べるのは危険です。仮にネズミなどの有害な動物がかじっていた場合、有害物質がパンに付着しており、人間が摂取すると体調を崩す恐れがあります。
まとめ
固くなったパンを柔らかな状態にする方法やアレンジレシピは、非常にたくさんあります。自宅の家電にある家電の種類などを加味して、試しやすいものに挑戦してみましょう。