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気温が高まる時期…水筒に入れた飲み物で水分補給を!
日本は5月下旬頃から少しずつ気温が上がり始め、7月に入る頃には暑さが厳しくなります。暑い季節は水分補給が欠かせないので、自宅から水筒に飲み物を入れて持ち歩く人も多いでしょう。
一般的に、水筒には水やお茶を入れる人が多いですが、中には自分の嗜好に合わせた飲み物を入れる人も。
しかし、飲み物によっては水筒に入れて持ち歩いてしまうと、すぐに傷んでしまい中毒症状を引き起こしたり、水筒が破損や破裂してしまうものがあるとご存知でしょうか。
安全に飲み物を持ち歩くためにも、水筒には適した飲み物を入れるようにしましょう。
絶対に水筒に入れてはいけない『5つのもの』
どのような飲み物が水筒に適していないのでしょうか。ここでは、水筒に入れてはいけない飲み物とその理由を解説します。
1.牛乳などの乳酸飲料
牛乳などの乳酸飲料は腐りやすい飲み物です。長時間、暑い中で水筒に入れて持ち歩くと、保冷効果のある水筒であっても早々に腐敗してしまう恐れも。
さらに、腐敗した乳酸飲料は腐敗ガスを発生させます。不排ガスによって水筒の内圧が上がり、水筒が破損する恐れもあるので気をつけましょう。
2.スープや味噌汁
スープや味噌汁は、冬場に水筒に入れて持ち歩く人が増えます。しかし、スープや味噌汁には塩分が大量に含まれており、人によっては具入りで持ち歩く人もいるでしょう。
しかし、スープや味噌汁はステンレス製の水筒と非常に相性が悪い飲み物です。スープや味噌汁に含まれる大量の塩分は、ステンレスの錆や変質の原因になります。
また、ステンレスが錆び付いたり変質したりすることによって、飲み物自体に金属が流れ込んでしまうことも。体にも悪影響なので、ステンレス製水筒ではなく、スープジャーを活用しましょう。
3.炭酸飲料
炭酸飲料を水筒に入れてしまうと、炭酸ガスによって水筒の内圧が上がり、水筒の蓋を開けた途端に吹きこぼれが起こる可能性があります。
服やバッグを汚してしまいますし、水筒自体が変形したり破損する原因になることも。炭酸飲料を水筒に入れると飲み勝手が悪いので、コンビニや自販機で購入するようにしましょう。
もしも頻繁に炭酸飲料を飲む場合は、事前にネット通販なのでまとめ買いすると、コンビニや自販機で1本ずつ購入するより安価に済みます。
4.アルコール飲料
アルコール飲料も発酵ガスが発生するため、水筒の内圧が上がり破損の原因になるのでNGです。
また、アルコールを常時持ち歩くことが習慣化してしまうと、アルコール依存症のリスクが高まると警鐘が鳴らされています。アルコール飲料を日常的に持ち歩くことは控えましょう。
5.果肉や茶葉が含まれる飲み物
果肉や茶葉が含まれる飲み物は、水筒の隙間に詰まったり、詰まった果肉や茶葉によって漏れてしまう原因になります。
バッグの中を見たらびしょびしょに濡れていた…とならないよう、果肉や茶葉が含まれる飲み物は控えましょう。
水筒に入れるのに適した飲み物は?
では、水筒にはどのような飲み物が適しているのでしょうか。
- 水や白湯
- 茶葉のないお茶
- 果汁が含まれていないジュース
- 塩分が含まれていない飲み物
上記の飲み物は安全に持ち歩くことが可能です。一般的には水や白湯、茶葉の入っていないお茶を持ち歩く人が多いと思います。また、軽く果実フレーバーの入った水を持ち歩く人も多いでしょう。
水筒には安全な飲み物を入れて持ち歩こう
いかがでしたか。飲み物によっては腐敗が早まったり水筒を破損させてしまうこともあるので、水筒に適した飲み物を選んで持ち歩くようにしましょう。また、水筒に使われている素材も重要なので、自分が好む飲み物に適した種類の水筒を選んでくださいね。