賞味期限切れの「みりん」、いつまで使える?見分ける3つのサイン

みりんは多様な料理やお菓子作りに不可欠な調味料ですが、お酒や醤油と比べて使用頻度が低い家庭では、賞味期限や品質の劣化について気になりますよね。。この記事では、未開封と開封後のみりんの賞味期限の差異、みりんが劣化しているサインに焦点を当て、賞味期限切れのみりんの使用についても説明します。

みりんの賞味期限の目安について

みりん 味醂

みりんは日々の料理に使われる重要な調味料で、開封状態によって保存期間が変わります。

  • 開封前の賞味期限…常温で約540日
  • 開封後の賞味期限…常温で約90日

ここで言及しているのは本みりんに関する期間です。みりん風調味料の場合、未開封は常温で360~540日、開封後は本みりんと同様の期間が目安になります。

使用を控えるべき「みりん」のNGサイン

禁止する女性

みりんを使用してはいけないサインは、以下のものが挙げられます。

1.変色している

みりんの劣化の主な原因は酸化です。酸化が進むと、みりんは色が濃くなったり、白っぽく変色したりすることがあります。もしみりんが元の色から変わってしまっている場合、使用は避けたほうが良いです。加熱調理をしても安全だとは限らず、健康被害を引き起こす可能性があります。

2.香りが変わった

劣化したみりんは、酸味が強い香りに変わります。通常のみりんには感じられない酸っぱさや、鼻をツンと刺激する香りがする時は、劣化している可能性があります。

また、嫌なニオイがしたり、使用に不安を感じるニオイがする場合も、使用を避けるべきです。開封後のみりんの香りを知っておくと、劣化している時のニオイを識別しやすくなります。

3.酸味が強くなった

みりんは、本来ほんのりと甘さがあるものです。しかし、味見してみて酸っぱさを感じるようになったら、それは劣化しているサインです。

このような味の変化がある時は、みりんに限らず、他の食材も劣化している可能性があります。舌がピリピリする感じや、生ごみのようなニオイがする場合も、劣化していることがほとんどです。そのまま使用するのは非常に危険です。

賞味期限を過ぎたみりん、使っても問題ない?

きれいなみりん

賞味期限を過ぎたみりんをそのまま使うことは問題ないのでしょうか?

  • 視覚的、嗅覚的、味覚的に異常が見られなければ、使用しても大丈夫。
  • 賞味期限は最も美味しい状態で食べられる期限を示しており、消費期限とは異なる。

賞味期限とは製品が保持する最適な風味や品質の期間を指し、消費期限のように安全性に直結するわけではありません。そのため、賞味期限が過ぎた後も、品質に問題がなければ使用可能です。

しかし、賞味期限内でも劣化のサインが見られる場合は使用を避けるべきです。保存状態やみりん自体の様子をしっかり確認し、使用を決定しましょう。

まとめ

たっぷり注がれるみりん

みりんは、料理だけでなくお菓子作りにも使用駅る、幅広い場面で使用可能な調味料です。開封して時間が経っているもの、開封せずにある程度長期間保存していたものは、劣化サインが出ていないかを確認して使用するかを見極めましょう。

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