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野菜は健康に良い食材!でも過剰摂取は健康を損なう恐れも
一般的に野菜は健康に良いとされています。カロリーも低く、ミネラルやビタミンが豊富な食材も多いので、積極的に食べるようにしているという方も多いでしょう。
しかし、野菜も他の食品と同じように、過剰な摂取はリスクを招く恐れがあります。
野菜にもさまざまな栄養が含まれているので、野菜に含まれる栄養は摂取可能です。しかし、野菜以外から摂取するべき栄養が不足したり、エネルギー不足により日中の活動に支障が出てしまう可能性もあるため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
野菜ばかり食べていると起こり得るリスクとは
では、野菜ばかり食べていると、どのようなリスクが起こり得るのでしょうか。
- エネルギー不足に陥る可能性
- 栄養バランスが崩れる
- 糖質の多い野菜は太りやすくなる
- 食物繊維過剰摂取で胃腸症状につながる恐れ
最も懸念される点は、栄養バランスが偏る点とエネルギー不足に陥る可能性です。炭水化物や魚、肉類から摂取できるエネルギーが足りなくなり、常に怠さを感じるなど支障を来たす恐れがあります。
また、野菜には食物繊維が豊富に含まれている食材も多いため、食物繊維の過剰摂取によって下痢腹痛に悩まされる人も多いです。
食べ過ぎるべきではない『野菜』5選!食べ過ぎるとどうなる?
具体的にどのような野菜を食べ過ぎると良くないのでしょうか。ここでは、食べ過ぎるべきではない『野菜』とその理由を解説します。
1.アボカド
アボカドはまろやかな舌触りと甘みが美味しい野菜です。しかし、アボカドはカロリーが高く、食べ過ぎると肥満の原因になることも。
アボカドのカロリーは、100gあたり176kcalと表示されることが多いです。このカロリー数値は、実は100gの白米よりもカロリーが高いことをご存知でしょうか。それだけアボカドは高カロリーな食材なのです。
したがって、アボカドは1日最大1個を目安にして調理しましょう。
2.たけのこ
たけのこは食物繊維が豊富に含まれており、食感も良いので煮物などにも使われることが多い野菜です。
しかし、食べ過ぎてしまうと食物繊維の影響により、腹痛や下痢、また便秘を引き起こす恐れがあります。たけのこに含まれる食物繊維は不溶性なので、水溶性の食物繊維を含む食材を一緒にバランス良く摂取するといいでしょう。
また、ヒスタミンというアレルギー成分を含む食材なので、ヒスタミンにアレルギーを持つ方はもちろん、今までアレルギー反応を起こさなかった方も食べ過ぎには注意してください。
3.キャベツ
キャベツはどのような料理にも合うため、食べる頻度も高いでしょう。しかし、食物繊維が豊富な野菜として有名なキャベツは、食べ過ぎてしまうと腹痛や下痢、便秘を引き起こす恐れがあります。
さらに食べ過ぎることで、カルシウムや鉄分の吸収を妨げる効果が作用してしまうこともあるため、女性は特に食べ過ぎに注意が必要です。
4.玉ねぎ
食感が良く、料理のアクセントにもなる玉ねぎには、アリシンという物質が含まれています。
アリシンは玉ねぎの辛味成分を担っている物質でもあり、殺菌作用を持つ物質です。そのため、過剰摂取してしまうと胃腸に負担をかけてしまい、胃痛などを引き起こす原因になることも。
他にも腹痛や下痢、胃もたれのような不快感や吐き気を引き起こす恐れもあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
5.さつまいも
甘くて美味しい秋から冬にかけて旬の食材として人気の高いさつまいもは、つい食べ過ぎてしまうという人も多いでしょう。
しかし、さつまいもには多くの食物繊維が含まれているため、腹痛や下痢などの消化器症状の原因となる恐れがあります。
また、糖質やカロリーも高めの食材なので、食べ過ぎてしまうと太る原因になることも多いです。食べ過ぎには気をつけて、適量を摂取するようにしましょう。
野菜も食べ過ぎには注意!栄養バランスを考えて摂取しよう
いかがでしたか。野菜は食物繊維やミネラル、ビタミンなど、さまざまな栄養成分を含んでいます。しかし、食べ過ぎてしまうと下痢や腹痛などの症状を招いたり、栄養バランスが偏ったりすることも。野菜ばかりではなく、他の食材とバランス良く摂取しましょう。