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左利きの割合ってどれくらい?
日本人は、左利きが非常に少ない傾向があります。
- 右利き…約8割
- 左利き…約1割
- 両利き…約1割
なんと、両利きと左利きが同じくらいの割合なのです!今回は、左利きのメリットとデメリットについてみてみましょう。
左利きのメリットとデメリット
左利きのメリットとデメリットは、以下のものがあります。
メリット
左利きのメリットは、以下のものがあります。
- 縦書きのとき、手が汚れない…右から左に書き進めるため
- パソコンで作業をしつつメモを取るなど、複数の作業をこなしやすい
- 右脳が発達しやすい…右利きの人にはない発想や、想像力を養いやすい
- スポーツで有利…右利きの選手が多いため、特に球技では有利になりやすい
- 空間認知能力が高くなりやすい
左利きはなにかと不利になりやすいイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。多くの右利きの人がなかなか活性化できない部分の脳を活性化できるということは、ほかの人にはない発想を視野しくなるということにつながります。
デメリット
左利きのデメリットとは、以下のものがあります。
- 扱いにくいものが多い…基本的に右利き用に開発されているものが多いので、特に文房具や公共交通機関など利用する人が多いものは使いにくい
- 書き順を守るのが苦痛になりやすい…右利き用のものであるため
- 裁縫しにくい
- 言語化が苦手…左脳を刺激する機会が右利きの人よりも少ないため、自分の気持ちなどを言葉に表すのが苦手であることが多い
昨今は左利き用の文房具が開発されているので、昔ほどの文房具の使いにくさは感じにくくなりました。とはいっても、漢字やひらがなの書き順は右利きの人と同じなので、文字は書きにくさを感じがち。
公共交通機関も、右利きの人用に開発されているため使いづらさを感じやすい場面が多々あります。ドアノブを握るときなど、無意識ながらも使いにくさを感じやすい場面は多く、人によってはストレスだと感じる可能性もなきにしろあらずといえます。
どうやって利き手は決まるの?
利き手はどのようにして決まるのでしょうか?
- 2歳くらいまで左右両方の手を使いつつ、最終的に自然と決まっていく
- 親が矯正し、利き手を決める
現在では利き手の矯正を行う人は少なくなってきましたが、昔は左利きのままでは不便だからと幼いうちに右利きに親が矯正する家庭が少なくなかったようです。文房具や公共交通機関はどうしても利用する機会が多いので、不自由しないようにという親心もあったのではないかと思われます。
まとめ
子どもの利き手は、時間をかけて決定することが多いです。左利きになることでいろいろなメリットとデメリットが発生するので、ぜひチェックしておきましょう。